12/6 マハタ!もう少しでボイン級

 

昨日は大荒れの大原沖

今日は底荒れなんかして無いかなあ、などと心配だったが、なんだか釣れない気がしない。こういう日は要注意。以前も釣れない気がしない自信満々の釣行で、あたり一つ出せなかった日もあったしww

4時集合したら、日曜日なのに4人の乗船。それも常連さんばかり。K泉さん、S田さん、M沢さん。それぞれ右ミヨシ、右トモ、左ミヨシに陣取り、オイラは右2番目。海況が荒れる想定で、胴の間を選択した。

今日の仕掛けはひとアレンジ加えて、14号のハリスに鯉吸い込み仕掛け用の伊勢尼14号、ケプラーチモト糸をスナップで連結して見た。強靭な引張り強度と耐摩擦性に期待。その上しなやかな。竿も変えて見た。閃は良かったのだが、もう一つハリの強い竿として見た。アカムツ用の竿で、73調子、200号を背負えるが、竿先がしなやかで80号でも良いカーブを描く。欲を言えば2メーターの長さ、荒れた日はもう少し長い方が上下動を吸収しやすいのかも…。

さあ、策に溺れるか、実釣!

 

いきなり1投目で…

S田さんがヤガラをかけた。ちょうど、「南房ではよく出てるけど大原ではヤガラは釣れるんですか?」などと呆けた会話をしていた矢先の出来事だった。黒森出し40m付近からのスタートだった。

そして、船長が「上がってくっかんね〜」とアナウンスを入れたその時、底から3〜4m切っていたオイラが底取り直そうとした時、ガガガガ、ググン、ググン、と竿先が引き込まれた。十分重さを感じてからフッキング。最初はガチガチドラグで頭をこちらに向け、少しドラグ緩めて中〜低速巻き。前回の失敗があるので、軽くなる前ぶれがあった時は竿を立てて道糸のテンションを保つ。上がってきたのは2.2キロのナイスサイズ。あー、良かった!序盤に上げられると凄く気が楽になる〜

 

その後

船中ポツポツとハタが上がる。今日は食い気があるみたい。潮が程よく効いていて、常連さん達は糸捌きが上手なので、お祭りの不安も殆どない。

7時を回った頃、オイラの3〜4m切った仕掛けにあたり!ガガガガ…

今回は離されてしまった。そのまま待つも、それっきり。少し誘って見て、当たりが続かないので仕掛けを上げて見たら、ヒラメのかじりあとがイワシに。

その流しでM沢さんが4キロオーバーのナイスサイズのヒラメを上げていたので、ヒラメが多いポイントだったのかも知れない。

 

しばらく音無し

今日は高めの棚で押し通した。M沢さんのヒラメは底取り直しと同時、K泉さんも底で2キロ前後のナイスサイズを上げていたが、今日は大物ネライ 一本勝負だ!

根の起伏が落ち着いて、水深がほとんど変わらない場面。8時前。4mほど切っていた仕掛けにあたり!今日はいきなりズドン、ではなく、ガガガガ、ガガガガ、とくわえた後に、ワンテンポ遅れてググン、と竿先が入る当たりが多かった。不思議と今日は慌ててフッキングし、すっぽ抜ける事がなかった。聞合わせ的に合わせを入れ頭を上に向ける。少しドラグが出る。前回の大型バラシのサイズほどでは無いが、結構良い引き。巻き上げ中もドラグが引き出される。慎重に巻き上げ、ネットインしたのが2.6キロ。グッドサイズ👍体高があって良く肥えたハタだ。M沢さんとK泉さんに重さ測れ、とそそのかされ測って見たら、残念ながら3キロに及ばず。

 

その後も

1時間に一本のペースでハタをかける。次のが「ハイ、落ちたかんね〜」の直後の底取り直し、仕掛けを3mに上げたところで、ガガガガ、ゴゴン。キロサイズ。根の落ち込みで食う確率が高い。船中常連さん達皆共通の意見だった。

次のハタは、底4mでクルーズ状態の際に、ガガガガ、ガガガガ。竿先がぴょこんぴょこん跳ねる。キントキかな?などと思いながらフッキング。上がってきたのが30センチに満たないコハタ。エアを抜いてリリース。

最後の流しの前に、もう1匹キロサイズ。同じく3〜4m。本日は計5本の釣果だった。

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↑久しぶりに撮影サイズゲット!

 

晩秋のハタ

というより初冬のハタか?高棚でも小ぶりサイズが食ってくる。高い棚は大型、の鉄則なのだけれど、今は冬に備えて広範囲でハタが捕食しているものと思われる。

夏場の底でしか釣れない時期を過ぎ、船中4人ともハタをかけ、18匹の釣果。船長も沖上がり時には、してやったり、の顔だった。

後半は久しぶりに黒森出しの南側、50〜60m付近で大型狙いだったが、S田さんが大モノバラシで他は小型の結果だった。

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↑白ワイン蒸しと胃袋のゆずポン酢和え。大きいのは寝かせて刺身の予定。

 

 

 

次回、ハタ釣りに向けて

ハタとミノカサゴ

あるYouTubeの動画で、ハタがミノカサゴを狙うナショジオの番組があった。最初は口で突く程度の様子見だったが、しつこく追い回し、最後はバケットマウスで一挙に吸込み、根に戻っていく様が見れた。相当高い棚まで追いかけて来ていた。ヒント満載だ。

他の動画でも、アジの群れの中で1匹のイワシに狙いを定め、しつこく追い回し、何かをきっかけにしてバクリ、と食ったのを見た事がある。

スイッチが入る瞬間は分からないけど、誘って食わせの隙を見せて、また誘って、、と言うのは、付餌を狙ってくれていれば大いに効果がありそうだ。O井さんが上手い。コツンと当たりが出ると、ゆっくり誘いあげたりして追い食いを誘って釣果を上げている。

今までオイラも何度かそう言う誘いを試しているが、餌がまだついているか信じ切れない傾向があり、直ぐに上げてしまったりする。実際、餌がない時も多いのだが、頭が潰れた瀕死のイワシがついていることの方が多い。今後は食い切れないあたりの後は、重点的に攻めて見よう。

 

捨糸

色々試す中で、前回は40センチ、錘入れて50センチの短い捨糸でやってみた。案の定、カジメに引っ掛かり、根がかりが3〜4回。食わせたのは2〜4mの棚なので、釣りの効率を考えると、短すぎる捨糸は効果無し、と言う結論。底とってもイワシの針がカジメや根の際にかからない程度に捨糸は長い方が良さそうなので、今後は元の80センチで通そうと思う。

 

仕掛け

ハタの食い込みは激しい。丸呑みしたらすぐさま反転し、根に戻ろうとする。竿先が海面に突き刺さる、あの瞬間だ。その際に、あの歯にハリスが当たることもしばしば。やっぱりハリスは余裕が欲しい。本来根ズレや摩擦強度ではフロロが有利だが、いかんせん張りが強く、イワシの泳がせには向かない気がする。しなやかなナイロンで、少し長めのハリス。次回は14号あたりを試そう。フッキング効率とフッキング後の強度から、やっぱり針はチヌ 9号でやって見よう。

さらに、案外黒森のだしあたりの海底は日が射して明るい事が判明。(O井さん、感謝です!)

ハタのスイッチオンのために、一工夫。

ジグやタイラバ用のポラジックフィルムによる集魚効果を狙って見よう。あれだけジグに反応するのだから、きっと何かしらの効果が期待できるのでは無いだろうか。取り外し可能な様に工夫して、次回試してみることに。

さほどうじゃうじゃ魚影があるわけでもない所に、執念深く餌を追わせる一工夫が釣果を左右するのかも。

これまで何度もこの手の工夫を試して来たが、こう言うことを考えている時間が楽しいんだなあ…。

 

 

ボインハタへの道

ボインハタとは

釣友かっちゃんが名付けてくれた、グラマラスなサイズのハタ。3キロ超えて上限は無し、だ。残念なことに、これだけチャレンジして、未だあげることが出来ないww。

過去、チャンスは何度も訪れた。食わせて竿でためている最中にバレた奴、咥えて大きな歯形だけ残してペッと吐いて逃げた奴、あわせのタイミングを見計らっているうちに逃げた奴、巻き上げ開始してすぐバレた奴、ファイト中に根に潜られた奴、ファイト中に昆布に絡まってばらした奴、などなど。一番惜しかったのが昨日のボインちゃんで、残り5mで、上向きに泳いだか、大うねりのせいか、ふと軽くなり魚信が消えた…。

過去の失敗を色々考えて、フッキングや針の位置、サイズ、あわせのタイミングなど色々試して見るが、今のところ決定的な解決策無し。

結局基本の仕掛けにほぼ戻ってきたりしている。釣れる時は勝手に釣れるものなのかもしれない。ハタ釣りのうんちくは、ネットやYouTubeで調べてみても、棚切って待つだけ、みたいなものばっかり。仕掛けの工夫や肝、コツなどは、各人シークレットなのか、特に無いのか、ほとんど見当たらない。そんな中、好調に工夫を結果に結びつけてるpassionwave さんのブログにいきつき、参考にさせて頂いている。

一つ言えることは、船長の言う通り、底付近で掛けても、上げるのが難しいことに間違いない。根や昆布に邪魔されたやつはこの類だ。

もう一つ。大型ほど丸呑みして、口中にフッキングしてる場合が多い。歯で擦れて細ハリスだとよほど閂にいいフッキングしないと上げきれない。太めのハリスが有効なのは間違いないが、この所細ハリスの常連が好調で、オイラも最近は10号前後をヘビロテしている。

先日も常連先輩のI葉さん、聞くと16号。高棚縛りで大型しか狙ってない。そしてオイラが同船時はほぼ結果を出している。仕掛けを見ると、青物用と思われる太軸の管付きハリを親、孫で使っていた。

 

結局、オイラの釣りは迷走して中途半端になっていた。狙っているのはボインハタ。坊主の苦しさに妥協して細軸針に細ハリスを試したり、それでキロサイズを取る確率は増えたものの、結果欲求不満で終わっている。それよりも、数少ない大型の当たりが出たら、躊躇なくフルフッキングし、相手の泳ぎ方を見てドラグを調整し、基本慎重に、はたまた強引に駆け引きできる余力を仕掛けに持たせるべきなのかもしれない。

 

夏場と違い、食いの勢いが明らかに変化している。前回の4m超の棚で食わせたのも一つの収穫。今までで一番高い棚だ。底の人も好調に釣れているので、セオリー通り秋はハタが散らばっている、と思って良いのでは無いだろうか。数釣れれば越したことはないが、サイズにかなう価値ではない。と言うことは、撃沈覚悟でも、過去2〜3回に一度は訪れた大型の当たりを確実にモノにする釣り方が、最適に思えてきた。

 

オイラは結果を出せてない。何かを変化させる必要がある。次回までにもう一度、作戦を立てなおそう。ボインハタ、なかなかの強敵。でもラッキーで釣れちゃった、より、この試行錯誤の結果で吊り上げたら、きっと宙に浮くほど嬉しいだろうな😊

その日を心待ちに、もう一度タックルと釣り方を整理してみよう。

 

11/23マハタ。坊主逃れるも、凹むわ〜、の巻

久しぶりのハタ挑戦!

南西の風から北風に変わる予報。気温が下がり荒れる可能性があったが、それほどでも無く納まりそうな模様となってくれた。南西の風は南房や大原では水温低下を招くが、このところ南西風が続いていたので、そろそろハタも水温に慣れてくれてるかな?

昨日、よっちゃんが出たが、ヒラメ、コハタのみだったらしい。ただ、船中はそこそこ釣れているのと、最近は3キロクラスが大原でも勝浦でも千倉でも釣れている。秋になって、冬に備え必ず食う気のある大型がいるはず。あとは運もあるので、丁寧に、信じて(何を?)、誘い続けるしかないね。

ということで、右ミヨシで出船!O井さんは得意の大トモを陣取る。

今日の仕掛けは基本に戻って7〜10号、親ばり小さめの伊勢尼12号に孫ばりチヌ 8号、信頼のガマカツで組んでみた。おおよそ1.2mの先糸で。まずは10号で様子見て、あたりが遠ければハリスダウンする予定でいざ、実釣開始〜。沖は結構吹いてる。最初は南寄りの風だったが、10時前には北西に変わり、上潮と逆向きとなって大ウネリ。こんな時は胴の間がやっぱり良い。ミヨシは仕掛けが暴れるのを抑えるのがやっとの状況だった。

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↑実はウネリがキツい1日だった

 

案の定の展開…

いきなり2投目か3投目に、常連さん左ミヨシで良型2キロアップが上がる。そしてオイラを飛ばして右舷ミヨシ2番が同じく両型。そのあと3番目。やばい、いつものパターンか…?

と思っていると、底取り直した瞬間に、ゴゴン、とあたり!本当の底だったので待って良いものか、ほんの少し躊躇したが、思い切ってあわせを入れると、根にハリスが触れていたらしく、プツン、と切れた。

あたりは明確で、良型の雰囲気ww  残念!

 

今日は2〜3mを重点的に攻める。ミヨシ2番目が絶好調。2本目、3本目、とキロサイズを上げていく。何ゆえ、隣のオイラには来ないんだろう…。

そして7:30を回った頃、待望のあたり!ガガガガ、ガガガガ…

竿がお辞儀するが絞り込まない。こりゃ小さいわ。一応合わせ入れて、巻き上げ開始。軽い軽い。上がって来たのは手のひらサイズのロリハタ…。暗雲立ち込める。底3m切って、このサイズかよ〜(泣)。エア抜きしてリリース。

 

その後、オイラには渋ーい状況が続く。そして、8時過ぎにようやくキロサイズゲット。底とって3mまでゆっくり巻きで誘って、ようやく食った。良い引きだけど、サイズはイマイチ。キロ丁度位のをとりあえずゲット。

 

前兆…

その後、また誘っている最中に、ガガガガ、ゴンゴン!フッキングを2度入れて巻き上げ開始〜。やっぱり半端なサイズだなあ…。と思って巻き上げていると、ハタが上向きに泳いだらしく、時折仕掛けが軽くなる。こういう奴も居るんだなあ、などと思いつつ、また同じようなキロ丁度サイズ。

思えばこれが前兆だった。上向きに泳いでも幹糸のテンションが変わらない程度の速度で巻かないと、ハリが抜ける可能性があったのだ!ああ、この時もう少し閃いていたら…、と思うと悔しい。

と言うのも、隣のミヨシ2番目が4本目を掛け、タモ取りするためにオイラの仕掛けを底4m位に上げてタモですくったその時、オイラの竿が海面に突っ込んだ!これは良型だ!と分かるくらい竿が入る。すぐに竿受けから手持ちにしてフッキングを入れる。ドラグがズルリ、と出る。頭の振りが重い。底は切っていたので、根に潜られる心配はない。慎重に頭を上に向け、巻き上げる。ダイワで言う13〜15の巻き上げ速度で真澄丸風に慎重巻きする。水深30m弱なので、ゆっくり巻き上げてもあっという間に上がってくる。時折、さっきと同じくハタが上向きに泳いで巻きが軽くなるが、バレる気配はない。と、思っていたのだが、残り5mでフ、っと仕掛けが軽くなり、その瞬間バレたああああああ!

大声で叫びたくなった…。嗚呼!

必ずしも真澄丸慎重巻きは、ハタに効くとは限らなかった…。ボインサイズは間違いなかった。どれ位のハタだったのだろうか、上げたかった…(泣)

 

超絶ヘコミモード

いつもならこれで終了、となるはずだったが、待て待て、まだ10時前。気を取り直して丁寧に誘いを続ける。そして数投後、巻き上げ中にゴン!とあたり!ところがあたりは単発で、乗せられず。上げてみるとイワシの頭がペッタンコ。左ミヨシ常連さん、また良型2キロアップをあげる。

腕の差が出る…。今日は上手く行かないなあ…、と思っていると、ゴゴン、とあたり!フッキングを決めるもまたキロサイズww

こうもツキが無いと苦しいねえ〜。結局キロサイズ3本ロリハタ1本で終了。

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↑全部このサイズ…

 

その後、集中して誘いを続けるが、以降あたりなし。O井さん、終了間際に2キロアップ良型を上げた。さすが!

 

沖上がり後の船長レク

「もっと棚切った方が良い。サイズに表れる。」「捨糸短っけえ時はなおさら」

次回こそ、ボインハタ釣ったる〜〜〜

 

イナワラの刺身

最近、大原で好調

良くイナワラがかかってくる。ブリの脂の乗った食感とは異なり、コリコリ、あっさりがイナワラの特徴。でも旨味が少し物足りない時も多い。

最近は塩をして2〜3時間寝かせ、洗ってから刺身にしている。身が程よく締まり、旨味が増す気がする。本当は寝かせれば良いのだけど、イマイチ血抜きが船上では不十分な気がして、子供に食させる事を考えると、青物はためらってしまう。

シコイワシで病みつきになった塩してからの刺身、結構行けてます。

更に発見が。

出回り始めたすだちを醤油に絞り、すだち醤油で頂くと、臭みが消えて最高に美味かった!

 

ハタや鬼は言うまでもなく絶品だけど、ゲストも十分ご馳走な館山と大原沖、いつまでも綺麗な海だと良いなあ〜。

11/3 KK丸ハタ釣り大会〜

前回から間を開けず

ハタ釣り挑戦。何とか前回の雪辱を果たすべく、10号鼻掛け仕掛けで挑んだ。

前回はとことん底べったりだったが、さて今日は…?

今日はイベントデーで10名満船での出港だ。オイラが左ミヨシ。左のオオトモはO井さんだ。お隣さんと挨拶、お祭りしたらすぐ緩めますので〜、などと腰が低いお方。ところが…、だったのだが、それは後ほど。

 

実釣開始!

今日は船長、珍しく湾出て15分ほどの官軍だしからスタート。準備中、フライングで餌を落とした左胴の間の客がコハタをいきなり掛けていた。準備完了を確認して、少し潮周りしてスタート。まずは底から探る。徐々に棚を上げ、様子を見る。1投目はフライングゲットのコハタ以外、あたりなし。

黒森出しへ移動。

今度は底を狙ってみる。すると、ガガガガ、ガガガガ、とお下品なあたりとともに竿が絞られた。フッキングを入れ巻き上げ開始。そこそこの引きだがトルクがない。よく暴れる。あー、オアモノっぽいなあ〜。

上げてみると予想通りイナワラだった。そこそこのサイズで、今夜のおかずゲット!

 

その後

右舷胴の間でポンポンと良型ハタが上がる。焦るな、まだ8時前。

底で青物だったので、今度は3m付近を狙ってみる。9時ごろに差し掛かり、やっとオイラにあたり。底から2.5〜3.0mくらい。ゴゴゴン、ゴゴゴン、と2度派手なあたりと同時に竿が絞られた。ドドドド、ドドドド、とトルクあふれる引き!ハタだ。ドラグを出すほどではないが、中型サイズだ。少し慎重に巻き上げ、タモ入れをお隣に期待してたら、根掛かり格闘中。後ろの常連さんがタモ入れに駆けつけるが、間違えてお隣でタモを構えてた。オイラのハタはもう水面。仕方なく幹糸持って引き抜いた。2キロ弱のアベレージサイズながら、久しぶりの良型でほっと一息だ。

イワシ丸呑みで喉奥にフッキング。食いがいいと見た。孫鈎を外し、イワシの延命を狙う。これから先は3mで通そう。

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↑防水ケース越しの写真は上手くピンがこないww

 

ところが…

お隣さん、多分錘が50〜60号。今日は潮がよく流れているため、潮先ミヨシ側に幹糸が流れてくる。オイラの仕掛けと明らかに角度が異なる。そのお隣の胴の間も多分60号。この2人の糸の角度は揃っているが、トモとオイラの仕掛けは角度が同じ。お隣さん達とは交差するほど角度が違う。多分潮で底がが取りにくいのだろう、しょっちゅう根掛かりして奮闘している。という事はオイラのイワシの下で根掛かってバタバタしてるということだ。こりゃ釣れんわ。何度も何度も根掛かりしてはハリス切れし、イワシを大量消費してくれているww。その上オイラと3回連続お祭りして、ストレスもピークへ。最初の腰の低さは何処へやら。祭っても挨拶もしなくなった…。何処にでもこういうの、居るんだね〜。

 

モゾモゾ、というあたりが2度3度あったがフッキングせず。上げてみるとイワシが真っ二つにスパッと喰われてた。フグだろうか、何度も小さい口で鋭利に喰われた跡があった。

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↑何に喰われたのか…?

 

トンビサキノ高根から再度官軍だしに戻り、MAX集中で仕掛けを入れるも、最後もイワシ真っ二つで終了した。

 

沖上がり後、O井さんと会話。絶好調O井さん、珍しく今日は撃沈だったらしい。本当にハタはパチンコが如く、誰にでもくる代わりに来ない時は不思議なほど来ない。来る人には何度も来たりする。

何とか確率を上げる方法を見出したいが、未だに決め手が見つからず。今日の食いならもう1〜2本掛けても不思議じゃなかった。丁寧にやってるんだけどね〜…。

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↑終了間際に晴れ間が出た。終日小雨混じりの曇り。

 

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↑今日はご馳走😋

 

ハタ仕掛け考

分析ww

昨年秋から冬は、強気の18号、顎刺し又は鼻刺し。特にあたりを逃す悩みもなく、どちらかと言えば食わせに課題が多かった。

春先にから夏にかけ、イワシが弱くなったり、シコイワシが餌となって、さすがに18号はオーバースペック。また、市販のヒラメ仕掛け同船者がやたら掛けるなど、シコイワシベースの工夫が必要となった。

鈎をタマンばりから伊勢尼14号や管付きチヌ 9号に戻し、ハリスも7〜8号とし、かつ、鼻管仕掛けで目通しして餌の活きの良さを保とうとした。

泳がせ用のハナカンを見つけ、採用してみた。確かに餌つけしやすく、息が良くなった気がするのだが、この頃から、ハタのあたりをミスフックすることが多くなったと思う。極力、親鈎をイワシの頭付近でセットする様工夫し、前々回はフッキングが向上したかに思われたが、昨日のハタ釣りでは、何度もチャンスを取りこぼした。

最後の流しでイナワラ連発した際は、半分ヤル気喪失で、親鈎鼻掛け適当に掘り込んだ仕掛けだった。咥えて、しっかり呑みに入り竿先を絞る過程が伺えた。この時に、僅かだが親鈎が目通しの場合、イワシの頭から遠い。顎刺しや鼻掛けと鈎ふところ半分くらいだろうか。この差で、掛るべき魚がイワシの頭ごと鈎を口に含む可能性が高められる気がする。

 

早速

イワシもだいぶ元気になってきたので、ハリスを10号とし、鼻管をやめ、比較的細軸のチヌ 9号に、孫ばりを伊勢尼12号で仕掛けを作り直した。孫ばりは保険で、不要なら切れる様に結んだ。フッキングが確率上がれば、きっともっと釣り上げて経験値が上げられるだろう。

 

棚取り

これが難しい。昨日は底べったり。根掛かり寸前の、本当の底べったり。その上、昨日は上がってきたハタはサイズ揃いのキロ〜2キロ。

オイラの狙いは基本高め。特に2〜4mをまず攻める。ヤル気ハタがいれば、入れたらすぐガツンと来るので、最初の流し何回かで見切るのが大事なのかも。

でも、底の日に高棚通して大型を最後にヒットする常連さんが居るのも確か。う〜ん、迷う迷う…。