鬼釣り 再起動

リベンジマッチ

 

前回の研鑽会では、難所の池上ポイントで根掛りばっかで勝負させてもらえなかった。

底ズルにこだわり過ぎて、天秤ロスト2個、高切れし、てんやわんや。魚かける前に根掛りで、どうやって釣ったら良いか、迷宮入り。

その後も、大鬼をバラし、終了。

 

そんな中幹事長の2.4キロをみせつけられ、失意のおでこを食らったのだった。

 

 

啓チャンとゲロリアン

 

が土曜日参戦らしい。研鑽会以来、悶々と考え続けてオデコの理由を整理してきたが、猛烈に行きたくなった。真澄さんにポチっとラインして、参戦決定。

ゴクスペを扱っている、おり釣具で初代青物キリングロッドが訳あり出品、なんと15k。早速ポチっと。啓ちゃんのsbltdに触発されたイカスペ乗せて、準備完了。

なんかの記事で、ダイワの近藤惣一郎が、鬼を1.2mのショート仕掛けで釣っていたのを思い出し、弱気の1.8m仕掛けを作る。流石に1.2は船長にすぐバレるし。

 

リベンジマッチ

 

到着すると、もうひとかた、三上さん。最近熱心に真澄丸に通ってらっしゃるとのこと。

暫くして啓ちゃん到着。あれれ、お一人?ゲロリアン氏、体調不良との事、今日は3人で鬼退治だ。

いつものように右みよしに啓ちゃん、ともにおいら、三上さんは左舷独占。

船長に、「もしよかったら、池上ポイント行ってもらえます…?」とお願いするやいなや、「よおし!遠武ポイントから池上ポイントの難所攻め行きまーす!」だって。ノリがいいね👍

 

第1投

 

左舷みよしからともへ、0.8ノット、風は予報より強く、ウネリで船が上下するなか、第1投目。糸ふけとってなじみを待っていると、いきなりコツン。二あたり待って、えーっと、この潮だと三あたり待つんだっけ?と思ってたら、竿先がグッ、っと入る。竿立てて重さを感じようとするけど、糸フケのせいか、天秤に動きが感じられない。電動巻いて魚信を確認。そのうち、例の鬼のゴン、ゴン、が伝わって来た。「はい、20mで教えてくださーい!」

ところが、よ。本日のその後を占う、途中バラし。どこでバレたがわからないまま、上げて来たら、船長の「なあ〜んだ!!はい、大鬼バラし〜」戦中アナウンスまでされちゃった。

 

第2投

 

出会い頭の交通事故みたいなもんなので、今度こそ釣りましょう。

底だちとって、浮かしすぎないよう底トレースを目指します。船の上下で難しい。気づくと天秤浮いてるし、底ベタだと前回の二の舞だし、底を感じながらこまめにクラッチオンオフで試行錯誤。

そうこうしてると、またビミョーなあたり。竿先下げたら底に着いたので、そのままキープ。すぐさま二あたり。でもすごく小さいあたり。そこからが長かった。三あたりが出ない。錘底キープが、ウネリで難しい。船長が船流しを微調整した勢いで、天秤がフワーっと浮いたその時、ゴン、と入りました。巻き上げフッキング。ゴン、ゴン、ゴン、と首振り。重量感がハンパない。こりゃ大鬼だ!啓ちゃんも、「おー!」って。

 

ところが…

 

やっぱり途中バラし。30くらいまでいたのに、キーパー置いてからだと思うけど、逃げられた。

船長は、あのクラスはそう簡単に上がって来てくんないよ!と笑ってた。

啓ちゃんに巻き上げ速度なんかを確認し、気を取り直して頑張ります。

 

池上ポイントで

 

いいあたりを出して、定石通りのフッキング。軽めだけど、キープ確定か⁉︎と思って上げて来たら、かわいいかわいいリリースサイズ。船長も、「あれー?もっといい形だと思ったけどなあ…」だって。

で、次に、また微妙なあたりを捉えた。このさお、結構あたりが分かりやすい。二あたりも本当に微妙。池上ポイントって、複雑地形だから、仕掛けも色んなとこで曲がってんのかな?と、3あたり待ってたら、ゴゴン、と入りました。即フッキングで、またまた凄い重量感!今度こそ‼︎船長も始終見てたらしく、かけた瞬間、「はい、今度こそ慎重に!」の、アナウンス。と、思ったら、ふ、っと抜けてしまった…。

そのあとお祭りなんかもあって、悶々。

船長、もう一投だけ!とお願いし、難所攻めラスト。

 

はたまた洗礼が…

 

今日は喰わせだけは絶好調。

またあたりを捉える。もしかして、1.8m仕掛のおかげだろうか、あたりが取れる。

潮加減とマッチしたのだろうか、啓ちゃんがあたり出すのに苦労してるのに、あたりは出せてる。

鬼釣りって複雑。で、ラストでもいいあたりを捉えてフッキング。またまた凄いゴンゴンゴン。

と、思ったら、巻き上げが出来ません。枝針が根掛りしちゃったよう。ゴンゴン、と魚信だけ伝わるのに、一切巻けない。船長も暫くそのまま巻くように、との事。

みんなの仕掛けが取り込まれても、まだ根がかったまま。最後は船長が外してくれたけど、天秤から先の仕掛けをロストで終了。

 

その後は

 

なだらか地形に移って、何とかキープ1匹方針で移動。

以降はあたりを出せなくなり、最後に夢カサゴのチビを引っ掛けて終了。

せめて、最後の一投で三上さんがキロフィッシュ上げてくれて、ホッとする。散々難所を引きずり倒してしまったので、嫌になって来なくなられても申し訳なかった。最後はご機嫌だったので、謝罪しながら祝意を伝えて沖上がり。

 

フッキングだよ、おっかさん

 

まさかフッキングでこんなに悩むとは。

そういえばバス釣りで試合に出てた頃も、サイトでラバジをランカーにクワえさせたのに、竿には何の感覚もあたりもなく、ぺー、って吐き出され、そこからフッキングに悩んだなあ。それから散々悩んで、竿を感動ビンビンのコンバットスティックに買い換えて、最後はスピべのブレードの回転のブルブルがふ、っと消えてもフッキングで釣る方法で釣ったもんだ。でも、それでも100位くらいにしか入れず、試合に出るのを諦めるきっかけにもなった。檄しぶの山中湖で、結構いいのを5匹上げて、それでも100位。地方チャプターでこれなら、トッププロは本当にすごいんだね。

さあ悩もう。次は研鑽会。みんな、この試合のように釣るから、心理的にも焦りやプレッシャーがかかった中での、リベンジマッチだ。かなり年老いてしまった両親に、正月に鬼を持って帰ってあげたい。

今年のラストマッチ。今後こそ!

また1週間、悩もう。