リハビリ釣行第二弾

閃身さんの誘い

日曜日千鯛丸イワシ泳がせマハタ五目は如何?などという爆アピールに心が動いたが、当日は息子ちゃんの用事があって、却下。残念〜、と思ってたら、閃身さん、さすが門人。土曜日に変更します、だと。思わずリアクションバイト‼️嫁も、最近釣れずに腐敗臭が漂うおっさんは外にいた方がまし、という事か、案外すんなり🆗が出た。

先週のサゴシ塩麹焼きは、美味いだけでなくこんな所にも効いた。

 

さすが門人

色々懇切丁寧に事前情報を仕込んでくださる。初乗船は船長の流儀やしきたりがあって不安だらけなのを払拭してくれた。門人会のメンバーの選考基準は、こういう事だったのかもね〜、昔から助けていただいてばっかり。色々な事件があったことを後でよっちゃんに教えてもらった。話を聞くと、問題の当事者さん、門人会流の考え方では無いような感想を持った。これも、個人の感想では有りますが…。

 

暁の千倉港

5時集合。少し早めに3時出発。道中超順調で、4時過ぎに到着、よっちゃん情報の千倉港北隅に向かうと、なんと先行車2台。うち一台は見慣れた閃身マーク付き。

早‼️よっちゃん、何時に家出たんでしょう?もしや寝てないのでは?なんて思ってたら、フードからマスクから防寒着までフル装備のよっちゃんが車から出てきました。超気合い入ってますわ〜

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よっちゃんと色々話をしながら準備。そうこうしてると船長がイワシ仕込みにやってきました。まだ早いから、車で待っててね、とのこと。

 

いよいよ出船

乗り慣れない船なので、いつもよりはゆっくり準備。様子を伺いながら整えてると、まああらかた状況は見えてきた。暖気の後、さあ出船!

と思ったらものの2〜3分で船が減速。船長アナウンス。

「はい、最近流してないのでこの辺で一回落として見よう」だって。

投げ釣りで届くくらいの近場で20mくらい。まあ、ヒラメならいそうやね。

第1投でゆっくり様子見てると、

「はい、あげて〜。全く潮動いてねえ。0kt。食うわけねーか。移動します。」

ポイント見切りのテンポが超早い。このテンポは真澄丸ではあり得ないテンポ。真澄丸は中深場であることから、もう少し落としたら様子を見るが、この船は落としてあたりがすぐ出ないと次、みたいな感じらしい。

ということは、狙ってるのは、ピンポイント。絶対釣れる所をランガンするスタイルの様だ。どっちかというとバス釣りに近いポイント見切りなのかも。

 

ランガンスタイル

やっぱりそうらしい。ポイントを短時間で次々と流していく。オイラは釣り場の状況把握を兼ねて、底取りながら地形を把握して、底きりm数を探ろうと、色々試すも試してる時間がない。「はい、上げて〜。今日は食わね〜」

釣り方が定まってないと、練習してる時間ないぞ、こりゃ。で、今度は底トン、今度は底1m、次はゆっくり巻き、などと事前に方法を決めて試していく。

 

マハタとヒラメ

ポツポツ船中上がるも、不満サイズらしい。釣れたポイントでも見切りが早い。この調子が終わるまで続くので、ポイントのストックは無数に持ってるみたい。

よっちゃんがマトウをかける。底付近らしい。オイラも、あたりは出るが、食わせきれない。はっきり向こうからフッキングさせてもすっぽ抜ける。食いが浅いヒラメのパターン。これは数掛けて、孫ばりに仕事してもらうパターンか。よっちゃんはトレブルフックを使ってる。オイラはライントラブルと根掛かりを嫌ってトレブルは封印してるので、なんとかシングル孫ハリに頑張ってもらおう。

食い渋りのあたりで乗せるには、鬼閃流じゃ〜!

 

先ずは1匹

底取り直し直後、明確なあたり。ゴンゴン当たるのでハリがかりはしてんだろな〜、とゆっくり聞合わせ。結構いい引き。久しぶり(9年ぶり)の真澄丸カイワリ、アマダイ用リーディングネライ240Sがいい曲がり。ちょいヌメーっとした感度なんだけど、口切れ防止のクッション性能がバツグン。

で、上がったのが尺くらいのチビマハタ。よっちゃんも喜んでくれて、先ずは気が楽になります〜。

 

でも、シブい海況

だからといって、船中も状況は上向かず、ポツリポツリ。

左舷はあたりさえ遠いらしい。オイラとよっちゃんは右舷胴の間。右舷ミヨシに常連さんベテラン。右舷トモはお隣が初乗りさんで、大トモは常連さんらしい。

ヒラメが上がるもソゲばかり。

オイラもカレイみたいなヒラメ上げる。船長が「すまねえなあ」とおっしゃる。門人会道場主は絶対に口にしないセリフ。

 

マハタ狙い

ミヨシの常連さんに、2mと棚を聞いた。この常連さん、キロ程度だけど何枚かかけてる。最初にヒラメかけてからは、当たればマハタ。狙ってるのは間違いない。置き竿で静かな釣りをしてるので、釣り方が盗めない。様子見てると、丁寧に底取りしてるが、底トンは絶対にしない。

底から2mで待つ。全く生命感がない。船長は、「ハタ狙いなら、3〜5mを丁寧に狙ってく人が多いよ〜」と教えてくれてたので、2〜5mくらいをゆっくり巻きで探っていく。でもさっきのスピード感でポイントを変えていくので、探りは2〜5m一往復もできない。

 

ちぃとやばい…

全く釣れる気がしない。釣り方がわかってないのでしょうがないが、船のテンポとこの釣りの経験値蓄積のテンポが噛み合わない。チビハタチビソゲでは夕食にならん。どうもハタは機嫌が悪いので、ヒラメをもう一度狙おう。

 

上手くいった!

ヒラメを狙って、底スレスレゆっくり巻き釣法。イメージは1mをイワシが泳ぐ感じ。ほんのちょい高め、底付近では小さいのがイワシ一口かじってハリ掛かりしない状況が二度三度あったので、わずかに高めで大型狙い。今日は全く潮が流れず、船長アナウンスの水深とカウンターがピッタリ同じなため、仕掛けの位置のコントロールは超簡単。

そうこうしてると、ゴリゴリしたあたり。手持ちに変えて、船の上下で竿先が動くのを抑えると、グググーっと入っていく。でもゆっくりフッキング。ヒラメは口中が硬いので、ハリ滑りでかつて何度も痛い目にあってきた。親ばりが薄い口中にかかり、暴れてる間に孫ばりもエラ付近に掛かる、みたいなイメージでゆっくり重さを感じながらのフッキング。しっかり乗せて、船長も、おー!っと声出します。結構な竿曲がり。竿は悟に変えてます。

 

ところが…

途中でふ、っと重さが消えました。「うわぁ、バレた!」と思ったら、ヒラメが上向きに泳いだらしく、巻き上げてるとやがて重みが戻ります。よっちゃんに一部始終見られてしまった…。途中バラしにナーバスな状態なのよ。

 

上がったのは大ソゲクラス。クーラーボックスにピッタリサイズなので45センチくらいかな、これより大きいとさばくの大変なので、身の丈サイズです。

船長は相変わらず、「悪いね〜、またソゲだねえ…」

普段どんだけでかいの釣らせてんだろ、この船。すげえ。

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まくり

よっちゃん、チビマトウ2匹の後、ゴンゴン引きのカンパチを中盤にあげてオカズゲット後、マハタ一本勝負。でも後で聞いたらやっぱり一本勝負に徹しられなかったらしい。オイラも同じで、中層釣りを信じて通せなかった。よっちゃんは門人会の粘りを見せて、終盤に大鬼、マハタ、を追釣し、豪華な食卓で家庭の責務を果たし、納竿。

 

オチもついて

うちに帰って片付けしてると、何と新調したバッテリーが見当たらない。

帰り仕度の際に、そういえば船着場に置きっ放したことを思い出した。あ〜、もう無いな〜、きっと。持ってかれちゃったかな〜、と覚悟はしたが、念のため船長に連絡しようとHPを開いたら、船長ブログに、「誰かバッテリー忘れてるよ〜」のカキコ❤︎

早速船長に御礼の電話。今度また行きますので、預かって下さいな。

 

という事で

次回も行かなきゃならねえ口実も出来たので、ゆっくり魚でも捌きましょ。

 

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↑館山付近って、いい感じだよね〜