ハタ 根こそぎ作戦(まだ懲りずにやってんのね〜編)

啓ちゃんが撃沈

先週末、啓ちゃんが加幸丸リベンジマッチに散った。高棚を丁寧に誘い、落とし込みで誘い、それでも満足なサイズが取れなかったと言う。

最近はS誠丸の方が好調。違いは、と言うと、S誠丸の方が50mダチ以深を狙うことが多く、頻繁に上げ下げを求める。落として食わなければすぐ巻き上げて、エサ確認して入れ直し、の要領。入れ直して2mあげると釣れる、釣れなきゃちゅるちゅる、っと5m位まで誘う、で入れ直し。鰯はあっという間に弱り、手前祭りもしょっちゅう。本当に常連もこうやって釣ってんのか?

あまりのあたりの遠さに、底を狙ったら連発した事が。サイズは小さかったが、釣るには釣れた。ハタだって、ちょっと昨日飲み過ぎたあ、今日は潮も効かねえし、ちょいとねぐらでうたた寝でもすっか、と言う日もあるだろう。そこに、鼻先まで鰯が届くと、お、気が効くじゃねえか、んじゃあ、ちょいと一服、と食うときもあるだろう。そんな日は底なのかもしれない。

しかし、加幸丸船長は、底で食わせると合わせが難しいし、根に潜られるので、やめれ、と言う。実際、底で良さそうなサイズ掛けたが多分錘が根掛かりし、魚信が出続けてるのに上げられなかったのが前回の終盤。しばらく何とか根掛かり外そうとチャレンジするも、最後は根ずれで12号道糸ブレーク。

 

その日の加減

模様が良ければ、オラオラ、美味そうな鰯じゃねえか、チョイとおいらに付き合いな、とばかりに咥えて拉致しまんまと食っちまう奴が、陽気に誘われて繁華街をウロウロ状態になって、少々高い棚でも釣れんじゃないだろうか。このところ、加幸丸の流す30〜40mとS誠丸の50mのわずか10mの違いが、ちょっとした釣果の差になってるのかも。こればかりは逆になる事だって多く、先読みは難しい。

間違いなく落とし込みは有効だろうし、ある程度高い棚で食わせないと取れないのも納得できる。

おいらの感覚じゃあ、ヒラメ用の細いハリスは手前祭りが多く、これでもか、と言うくらい太くても手前祭り状態で食わせられないより良さそうな気がする。根から引き剥がすのに、加幸丸船長も太ハリスがいいと言う。S誠丸も8号じゃ細いと。

 

次回作戦

電動に比べて圧倒的に軽い手巻きリールと、太ハリス一本ハリ、捨糸1mで誘い上げ+落とし込み。疲れてどうにもならなくなったら電動置き竿鬼閃流。あらゆる誘いパターンを試してみることにしよう。絶対、なんかコツがあるはず。