鬼釣り納め ドボン

 

やな予感

ゆうべ、金曜日の午後6時頃に蘇我駅で人身事故。かみさんがちょうど乗っており、しばらく帰れそうにない、との連絡。おいらは役員プレゼを終え、抜け殻状態だったので早上がりして、一足先に、絶妙なタイミングで事故を回避して帰宅できていた。ヘロヘロだったがやむなく嫁を迎えに、混み混みの14号線を経由して、救出へ向かう。帰りに息子と嫁と、ガストで夕食。不味い上に待たされ、店員も研修上がりっぽくて何かと面倒臭く、落ち着いて釣行前の準備も出来んかった。

アカムツ 仕掛けだけ何とか突っ込み明日に備えるも、すでに前日夜クタクタだ。

 

往路は順調

ほぼ誰も走っていない。圏央道入り口が近所に出来て、とってもスムーズに高速に乗れる。1時間ちょいで真澄丸へ。ジェルクッションが好評で、本日も一つお届け。船長のクッションはすでにヘビロテの結果、相当傷んでた。今度プレゼントしよう。

何だかんだで6時前に出船。

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出船時には大島で14m/s吹いているそうで、湾内で様子見。最初の3投はアカムツ 狙い。

胴付2本バリに中錘10号、200号でスタート。

程なく、たるませで狙った瞬間、上品なあたり!やったやった!1投目から本命じゃ!

 

…ところが、そんなに上手くいくわけもなく、上がってきたのは小さいネズミサメっぽいやつ。

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暴れ方までムツそっくりで、船長もその気でタモ構えてたのに、「なぁんだぁ〜!」の結果。

船長も竿出して2投目。やっぱりたるませで、再びヒット!今度こそ。船長にもあたり。2人で目を見合わせて、ダブルヒットだね〜、などとご機嫌の胴の間。ちなみに今日は歯っ欠け夫妻が左右みよし。おいらと船長が胴の間寄りの左右トモ。

船長もすっかりムツだと思ってたらしく、珍しく荒れていた。

そして3投目。今度はやや宙層狙いでとったあたり。さっきまでと少し引きが違う。今度こそムツじゃ〜

…。

それでも釣れたのはサメ。

船長、沖走りを決意。30分走る。

 

大うねりの沖

GPS見てると、池上Pの少し北、足立ポイント付近に到着。ただし水深は100mからなだらかにかけ下がりだそうな。潮がぶっ飛んでおり、2ノット以上。北東風で、潮は北北西から。こういう時の方が操船が難しいらしい。うねりがきつく、錘がなかなか安定しない。200号でスタート。

程なくしてツンと当たりが出た。2あたりであわせを決めるも、重さが感じられない。全員200号のお達しなので、錘だけでも結構な重量感だし。

そうこうしていると、急に魚信がはっきりとし、重量感がぐっと増した。やな予感。お祭りか⁉︎

案の定、歯っ欠けジジとお祭り。おいらのハリには幼児サイズの鬼。船長、お祭りほどきながらリリースです。「戦中1匹目〜。リリースサイズ。」いつものアナウンス、何でわざわざマイク使うかね。

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その後も

錘着底しても、風と潮で秒もその場にいない錘を、何とか糸出ししながらアタリを待つと、2投目ではノドクロ。その後もおみずによる仕掛け切りが続く。時折歯っ欠け一族がみずふぐあげてる。そして…

本日のハイライト、今度こそ、のアタリを捉えて、フッキングしたらあの鬼の重量感。やった、やっときた!

水深125に対し、糸は230位でてる。ゆっくり慎重巻きで180m付近で根掛かり。巻き上げて途中で根掛かりって、ドユコト?

多分ふけた糸を巻き取る間、250号の錘は底付近にあり、根を拾ったと思われる。どうしても外せない。しばらく粘るが、最後は船長が無理やり外す。天秤直上で高切れ。根掛かり中も結構な重量感の引きが続いていた。ありゃぜ〜ったい鬼だった。がっくり。

船長、何故かここでフエフキダイ釣った。お土産に持ってけ、とおいらにくれた。

そういえば昨日は赤尾幹事長がぼうずで、なぜかタチウオが釣れたらしい。何だか変だぞ、館山湾。

 

その後もおみずの猛攻。船長の竿のあたりからフッキング、ランディングまで全部観れた、超鬼っぽいあたりと引きのおみず。あんなまぎらわしい奴もいるんだね〜。流石の船長も凹んでた。

いよいよ最後の一投で、本日初めて深場からの駆け上がり。

この潮で230mはやっぱりきつい。岩盤のはずが、泥底のように感じる。それだけ糸が出てる。カウンターは315m。何とか底とってると、クク、っと当たった気がした。すぐに糸を送り、錘をステイ。どんどん流される。あたり待つ間も糸出ししないと錘が吹っ飛んじゃう。2あたりが出て、すぐに巻き合わせ!…

あれ?何にも感じません。かけられなかったのかな〜、と思いながら巻き上げ。しばらくすると、おいらの糸と歯っ欠けジジの糸が交差するように向き合う。あ〜、またお祭りやん。

上げ切ると、ハリ先に幼児サイズの鬼。それでも船長大喜び。やったやった〜、坊主よりよっぽどいい!よく釣った!持って帰んな!と、とりあえずバケツにキープ。これで本日は終了。

 

気が咎め

帰りの船で、船長に折角だけど、あの鬼はリリースさせてくれ、とお願いし、湾内でリリース。10年後、大鬼になったらおいらの仕掛けにかかってちょーだい。

 

ということで、今年の鬼は終了。30日の研鑽会は参加できなくて残念だけど、また来年もよろしくです。