俺のイワシが食えねえ、ってのかい？アアン⁈ KK丸最終戦

4/28最終戦

急きょ、会社が休業になり思わず休みが取れた。今年は大原港がGWの遊漁船自粛のため、今日が今シーズン最終戦だ。

予報は南寄りの風、曇り。中潮でまずまず、思ったのだが、昨日吹いた南風は、大原沖の水温低下をもたらし、激渋の大原だった。

平日にも関わらず、7名の乗船。オイラは左舷胴の間に入る。

第1投から、右舷胴の間にヒット！そげサイズのヒラメが上がった。ところが、オイラの竿先には生命感が伝わってこない。

そのうち、左舷ミヨシでコハタヒット。

左舷トモでもやはりコハタヒット。

オイラの竿先には…

聞くと棚は2m前後。オイラも同じ棚狙ってまんがな。ほんのふたひろ違いで、ヒットの有無が出る。こういう時は、オイラは持ってないんだなあ…。いや〜な予感が走る。

深根でも

あたりが遠い。乗船者にもほとんどあたりが出ていない時間が続く。気がつけは９時を回った。延々と棚取り直してはアタリを待つも、魚信なし。時よりイワシの前あたりが出るが、食わない。1mから5mまでいろんな棚で誘って見るが、駄目。疑心暗鬼になる。

この辺りまで、ファイヤーライン50lb、だいたい15〜16号ってところの強力かな、そのラインを試す。強力が高い分、糸が細く、泳がせに向いているのではないか？と釣友が耳打ちしてくれた。腰がないので手前祭りが心配だったが、案外大丈夫だった。

菅付きタマン針にダブルクリンチノットで結ぶ。バス釣りでは絶対的な信頼を置いていたノットだ。ところが、この辺りで根掛かりし、やむなく仕掛けを強制回収したところ、切れたのはそのノット部分。今までクリンチで、結束箇所で切ったことがなかったので、突如急激にこの仕掛けに不安を覚えた。ボインハタでもかかった日には、引きちぎられてしまう。

いつもの18号仕掛けに戻し、2〜3mをしつこくしつこく攻める。

ファイヤーラインの使いこなしは、要研究。

船長、今日は流しがいつもと少し違う感じがした。深根であたりが出ないので、平らな場所を横流しする。大きく場所を変えた際、集中力をもう一度高めて仕掛け投入。ところが一流しに一回あるかないかのあたりは、全部他の乗船者。オイラはあたりさえ出ない。かれこれ5時間くらい、あたりなし状態。

たまにポツポツとハタが上がるが、サイズは大きくない。オイラはここでやや開き直り、でかいの一発勝負をやりきることにする。仕掛けは底から3m。一本ばりの18号ハリス。フラフラ色々試しても、どうにもならない今日だからこそ、ボイン一本勝負だ！

10：30を回って、いよいよこれが最後か、という流し。集中力マックスで竿先を見つめる。逆転サヨナラ釣ってやる〜！鼻息の荒さとは逆に、イワシの前あたりは出るも、口を使わない。その時左舷ミヨシから「タモお願いしま〜す」と声がかかり、一挙に緊張の糸が切れた。そこそこ良いサイズがヒットしていた。なんで隣に当たって俺に当たらんかな…。

仕方ねえ、時間だ。上がっぺ

という事で、今シーズンのラストは丸坊主。あたりすらなし。

ある意味清々しいが、沖上がりで船長に、「ハリス18号じゃあ、今日の模様じゃあ潮なじみしねえ。もちっと早く気づいてやりゃあ良かったんだが…」と。

そう言えば左ミヨシの仕掛けもハリス10号だった。

でもね、KK丸にキロちょいのハタ釣りに来てんじゃねえし、と居直って見る。そもそも、18号以外の仕掛けも糸も持ってきてないし。(￣^￣)ゞ

運といえば運。だけども、真澄丸船長は、どんなんでもいい、ボウズよりよっぽど良い、と言ってたな…。

ボインマハタリベンジは、いつまで続くことやら。

今度銀平でも仕込んで、船長に船出してもらうっぺ🚢！

それから…、やっぱりKK丸の左舷はどうもオイラにはゲンが悪い。やっぱ右舷ミヨシ寄り、やね。