ハタ仕掛け、再び改良
前回の成果と反省
スナップを使って親ばりをイワシに近づけた改良?を行った前回の釣行。あたりを5回捉えて2回フッキング。一応、あたりがあっても取れなかったこれまでよりは成果が出たと言える。
ただし、取れた2匹とも、実は親ばりにかかっていたのではなく、生き餌ローリングの小針でフッキングしていたのだ。キロサイズとはいえ、良くあげられたと思う。幸い、慎重やり取りが奏功してあの細軸ローリング針でものされずに上がった。
もし一投目のヒュージ、途中バラシ、が同じ状況だったら、きっとのされてるだろう。
このことから、やはりフッキングはイワシの口掛けをした針が最もかかりやすい針のように思える。
冷水影響で一挙に食い込まないような状況では、孫針にもかかりにくいようだ。
YouTubeで泳がせの動画が色々upされていて、イワシを丸呑みするのだが簡単に、ペーっと吐き出す。親も孫もかかる気配がない。咥え込んで反転するときに、針が良い角度で口中にあるとフッキングする様子が見て取れた。
やっぱり親ばりの掛け方が重要なんだ、と再認識。
そこで
思い切って別方向に仕掛けを振ってみることに。心情として、針はかけたら絶対逃さない太軸を旨としてきたが、イワシにダメージが小さい細軸の小針、太刀魚飲ませ用を新たにセレクト。孫針は少しでもフッキング向上を狙い、今一度トレブルに挑戦。ただし、イワシへのダメージを考慮して、トレブルフックにチヌ 4号のサビキばり程度の華奢な針を2本セットして、イワシへの固定を狙う。
トレブルは自重と重心の位置が、餌から遠くなるため、泳ぐと良く外れる。まあ、外れたとしてもフリー孫針として機能するから良しとするが、途端に根がかりや手前祭りが多発する。フッキング率向上の裏腹で、当然メリデメがある。
その針外れを少なくして、かつイワシへのダメージ軽減。
まあ、大抵構想通りにはことが運ばないが、ローリング針で取れた魚が、小針への偏見を無くしてくれた。
↑こんな感じで、イワシ刺針を付けてみた
↑一応、見栄えも大事という事で、熱収縮チューブで補強
この二本の小さい針で、イワシやサバ子にトレブル付けよう、って算段。
↑こんな感じで、トレブル孫ばり完成。さて、上手くいくか?
模様は
15日は久しぶりに北風が吹く。よっちゃん情報によると、南風はコリオリの力で東に曲がる海面の潮流を生むらしい。そうすると岸際の水位が下がろうとし、それを補うために海底から冷たい海水が沿岸に入ってくるらしい。九十九里では、南風の時は夏でもサーフィンが寒い日があるらしい。なるほど、だ。
北風はその逆で、表層のあったまった水が岸に寄ろうとするらしい。
ただし、水温が上がればすぐ活性が上がるかというと、魚は水温変化に敏感で、2度違うだけで体調が明らかに変化する。金魚を買って来ても、すぐに水槽に放すのはご法度で、買ってきたビニール袋ごと数時間水槽の水に入れ、水温を一定にしてから放す。
環境の変化もあるが、活発に餌を食い出すのは、やはり翌日以降だ
ネガティブ思考だけではない。最近朝から快晴、ではなく出船直後はローライトコンディション。夜行性のハタは、朝まづめ、海中がまだ暗く、チャンスがあるはず。ここ二回の釣行も、やはり朝があたりが出やすい。O井さんの5.9キロは終了間際だったけどね。
次回
16日出船。さて、調子は上向きになっただろうか。
いつものように、あまり入れ込まず、でも集中して、自分のペースで、殺気を消して。