ああ、早く次の鬼釣りに行きたい!

研鑽会のお誘い

 

LINEではもう次回の募集が始まった。阿部さんは次回合宿の初日、午前船だけ乗船だって。

その手があったか!

24日は法事があって合宿には参加できないけど、鬼の研鑽会には何とか参加出来そう。

とにかく、嫁の了解を渾身の誘いでゲットしなきゃ。相当な食い渋りが予想される。

 

作戦

 

嫁の了解ではなく、大鬼ゲットの作戦ね。

YouTube の捕食シーン見てると、ヒラヒラ落ちてくる餌を、ためらいながら間合いを計って、一挙にバクッと捕まえる感じ。そのあとじっとしていて、ちょいとずつ自分の居場所を整えてじっくり飲み込むように見える。

1あたりは捕まえる。2あたりは自分の態勢を整える、又は口に入れ損なった餌を口に入れ込む。3あたりは本当に胃に送り込む、ってなイメージを持つことにしよう。

 

真澄丸の鬼釣りの場合、風や潮に船を立てて、徐々に船長がここだ、というポイントに我々の仕掛けを送り込んでくれる。その時に、鬼の鼻先、多分30〜50センチの場所にヒラヒラと餌を送る必要がある。潮の早さにもよるけど、船長曰く、遅潮の方がコントロールしやすいらしい。錘を寝かさず、徐々に鬼に近づけて行っては、食わせる間を維持する。この時に竿の調子がとても大切で、船の動きで天秤を引っ張り、竿はたわんでタメを作る。で、竿がたまりきったらズルリと天秤を動かす。仕掛けはふわりと潮に乗り、次のポイントでヒラヒラ糸が張るまで移動する。ここでまた、竿がたまるまで餌はその場に留まり、食わせの間を作る。

よく、モノの本などには誘い上げなどと言って、竿の煽りを推奨しているけど、真澄丸でそれをやると、餌が船の動き+誘い上げによる仕掛けの移動量から、餌が止まるポイントが大きく動き過ぎるんじゃないかな。

真澄丸釣法だと、線で狙えて、誘い上げ多用すると、点で狙う差があると思われる。

啓ちゃんは誘い上げで釣果上げてるから、どっちが良いかはわからないけど。

まあ、次回は船宿釣法でチャレンジして見よう。

 

かけ上がりやかけ下がりではもうちょっと複雑で、無駄糸が投入でどれだけ出て、その後どれほど潮で糸が出ようとして、あるいは仕掛けを止めておくとどれだけ糸が引かれて、仕掛けが浮くのか、糸が余るのか、かけ上がりやかけ下がりの仕方で変わってくるはず。

かけ下がりでは必ず天秤が浮く時が来るので、もう一度錘を着底させるアクションと、潮に馴染んで仕掛けが鬼の鼻先に届くまでの間を取らないと食ってくれないと思う。しかし、かけ下がりでも電動スロー巻きが必要。船はかけ下がり方向へ移動していくので、余り糸がほって置いたら溜まって行くから。余り糸分を巻き上げながら、船が仕掛けを追い越したら仕掛けが浮くので、着底をするため、糸送りする。逆にかけ上がりでは、糸は常に余ろうとするから、電動スロー巻きが威力を発揮する。潮と船の動きにシンクロさせないと、かけ上がりでも仕掛けは宙を舞うことになる。

 

やっぱり竿感度と調子は重要

 

こんな繊細な底どりや、竿の溜めを目指すと、竿の感度と調子がとても大切な事が分かる。

やっぱり「閃」はよく出来た竿だと思う。しなやかなやや胴調子で、船の動きに応じて、よく溜まってくれる。ズルリと戻す早さも、早からず遅からず。あたりは胴が柔らかい分、大きく出る気がする。やや難点は、竿長さ。胴に入る分、合わせでどうしても200m先の天秤がしっかり動き切らない。船長は巻き上げを合わせ技でつかうんだ、と言う。

でもこの辺を改良したのが、真澄丸の公式ロッド2020なのではないか。試してみたいが、¥78,000は手が出ないなあ…

 

ネットで散々検索

 

色々調べてみたら、安いのに魅了的な謳い文句の竿発見。泳がせで使うコンセプトらしいが、長さが2.2mあって、80〜180号までと言う表示。穂先が細く(閃は穂先がかなり太い)、感度が良さそう。グラスソリッドなので、錘キープとバラし防止に必要なネバリはきっと大丈夫じゃないか。

100号から200号まで錘を下げた竿の曲がり方がHPに乗っている。今年手に入れたマイアミ海将より柔らかめ。

それで値段が15k。難点は、バット、リールシート部分がいわゆるABSの安っちいタイプ。グリップもこれでもか、って言う安っぽい水色。ブランクは差し込み式なので、いずれバットはアルミ製に改造出来るかな。リールの緩みが出やすいタイプなので、ダイワはリールをビス留め出来るから、当面その対処でいくか。

180〜200号は海将、150〜180号はこの新型で。

 

仕掛け

 

実は長期離脱前に試そうとしていた仕掛けがあって、ホタ鈎の20号太軸。フラッシャー付きと、素のままの両方を組んで、そのままタックルボックスの肥やしになってる。いわゆる地獄鈎で、ねむっているだけでなく、チモト形状がテコの原理で向こう合わせしちゃう、漁師仕様。太軸なので、根がかると大変だけど、餌は底付近をキープしやすいはず。細軸船宿仕様の仕掛けと併用できるんじゃないか、なんて思う。

早潮ならフラッシャーなし、トロリならフラッシャー付き、潮止まりは軽い仕掛け、みたいな感じで攻めて見よう。

 

結局…

 

こんな準備をしておくと、始終緊張感持って鬼釣りに臨めることになるはず。ハマりパターンなんてなかなか出会えないだろうから、まずはよく釣れる、と信じられるセッティングと釣り方を見つけなきゃ。

そういえば、最近のバス釣りではブレーデッドジグ、と言う、考えてみればすごく合理的な仕掛けが流行ってるらしい。久々のニュールアーのヒット作じゃないかな?

 

ああ、早く釣り行きて〜〜〜