たかが釣堀、されど…

船に乗りたいが

たまには遊んでやらないと、つまらなそうな顔してるので、息子ちゃんと久し振りに海釣堀に。

6:30に到着。クーラーボックスで並び順をキープするのがここの決まり。2番目に置けたので、そこそこいいポジション確定か、と思ったら、7時過ぎにのこのこやってきた足立ナンバーから6人、前乗りでクーラーボックス置いてたチャラ男と合流しやがって、オイラ達の受付は8人目になってしまった。

行儀が悪い奴はどの世界にもいるものだ。それをみて、ベテラン夫婦が帰ってしまった。そういう奴に限って、必ずジャージが半ケツ。かっこいいと思ってるのかね〜。初っ端からイラ、っとくる展開。

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そういう奴に限って、その2

受付後、スタッフに状況も聞かず、好き勝手に散った。昨日の状況を聞くのがここでは流儀。オイラ達は、昨日良かったという桟橋中央に、まんまと陣取れた。

ただし、大混雑必至。同じ情報にすがった連中にあっという間に取り囲まれ、他のエリアがガラガラなのに、桟橋中央にわらわら釣り人集中。なんだかなぁ〜

 

釣り開始

準備して、しばし待つと、8:30実釣開始のアナウンス。

今日のエサは、イソメと冷凍鰯。受付時に買うのだが、ここのオキアミは身が崩れやすく、スローキャストでも餌落ちするので使いにくい。エビシャキも、集魚剤禁止のため使えないので、消去法で鰯とイソメなのだが、実はこれで十分。この後、餌ローテが炸裂するのだ。フ、フ、フ。

 

まずは息子ちゃんに

いい席を当てがい、エサ付けし釣らせる。先ずは息子に釣らせるのが、平和な1日のために重要と心得た父親は、息子の浮きを凝視する。タナは深めが良い、との情報。3.2mでほぼ底狙い。鰯はまだ凍っているので、しばらくイソメで様子を伺う。桟橋から2〜3mの場所から探る。向かい風に押されて、浮きが徐々に桟橋に寄ってくる。向こう岸ではクロソイが連発している。「今日は向こう岸か」などと常連っぽいふりした婦人が大きな声で喋り出すが、オイラの足元は、きっと良いはず。日が差す北寄りで、曝気の流れが途絶えた境目で、影になるストラクチャーもある。行ける感じがする。背中で、桟橋の反対側に垂らした竿に真鯛がヒットする。続かなければ、朝一空腹モードのエサ探し鯛のたまたまヒット。さあどうだ?

案の定、周囲も、ご当人も続かない。

そうこうしてると、息子の浮きがククク、と反応。十分引き込むまで待たせてフッキング。以降、息子に竿を任せてタモ入れ。まずはキロサイズの真鯛キープ。良くやった!息子ちゃん。これでオイラも集中できるってもんよ。

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隣のヘチ竿のおっさん

なかなか上手い。その後、他の衆の釣れなさを尻目に、次々と真鯛をゲット。3枚目のいいサイズに「ナイスサイズですね〜」と声をかける。その後、少し打ち解けて色々聞き出すも、狙った棚も餌も同じ。こちらは浮き釣りで、向こうは筏釣り。釣果は明らかに違う。

そうこうしてると、オイラの浮きに2ミリくらいの微妙な反応が。明らかに生き物なのだが、マダイではない。モヤモヤ、っとしたあたりに微妙な聞き合わせをいれ、向こう合わせを待ってフッキング。重さからソイである事がわかる。案の定、まずはソイ。

その後、オイラにも息子ちゃんにもアタリが遠のく。隣のおっさんは順調。

 

桟橋ギリに集中

際責めに変えて、息子にあたり。マダイをあげる。2匹目が息子にスイッチを入れる。オイラは今日は狙って鯛を釣るのがテーマ。イソメのボリウムをいじり、棚を微妙に変えながら攻めるが、今ひとつ反応がない。ようやくとったマダイのあたりは、運悪くフックアウト。食いが浅い。

 

残り30分の追い込み

なんだかんだで、息子鯛3枚、オイラがソイ2枚、鯛1枚で迎えたラスト30分。いよいよ出すか、鰯のわた集魚パワー。

鰯を幅1.5センチくらいにぶつ切りにし、わたのついた輪切りの背中に鈎掛け。鰯のわたが集魚効果を発揮するはず。

そして、投入直後に、明らかにこれまでと異なるハッキリあたり。食いが違う。まんまとこの日最大のマダイゲットー!息子も続く。

圧巻は次の投入直後、息子とオイラにダブルヒット。急いでオイラの鯛を回収し、同じタモで息子のタモ入れ。残念ながら息子ちゃんはソイだったが、これまでの渋さが嘘のように4連チャン食らわせてやった!そうなると、この釣り堀は周囲にウジャウジャ人が集まってくる。釣りがしにくくもなり、あたりも遠のく。

周り中、鰯餌に変わり、浮きと浮きが50センチくらいまで幅寄せされる。周囲の釣果が渋いので、息子が釣れてるのが場所のせいとでも思っているのか、とかくお行儀が悪いのである。

 

結果

マダイ8、ソイ3

4時間で、この釣り堀ではまずまずの釣果か。あんまり釣れすぎても後が大変だしね。

午前だけなら、隣のおっさんが竿ガシラで、オイラ達は2番手くらいかな?

筏釣法のおっさんは、シンプルなガン玉仕掛け。いわゆるスプリットショット。着底後、ハリス分底切って釣ってると言ってた。あの釣り方、良いかも。今度やってみよ。あの竿先に出るアタリがたまんないだよね〜。

今日は、最初渋くても、隣が釣れても、自分の釣りが組み立てることができた。船釣りを想定して、ここではいつも4時間ショート。その間に、自分のリズムで楽しく釣りができるように組み立てられるか。調子が悪い時は、これが難しい。ちょっとだけ上向きの実感。

さあ、いよいよ鬼だ、マハタだ!

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↑今日もなつっこい猫。だいぶ身体つきがしっかりしてきたな。