秋ハタ!

久々に大原

久しぶりのハタ釣りだ。

少し慣れてきたところで、ハタのシーズナルパターンを考えてみた。合ってるかどうかは分からないけど、考えておいて、当たればラッキー。

バスなら秋は、冬に備えてベイトを追って広範囲に散らばり、ハマれば爆釣、見失うと坊主、みたいな季節。縦ストの縦の釣りが効いたりする。レンジも様々。

ハタに当てはめると、ハタもスポーニングは5月頃らしい。夏は潮通しの良いストラクチャーに潜んでることが多いのかも。底で大型が釣れたりもした。やる気のあるハタを探すのに一苦労、なので細いハリスが有効だったのでは?と、勝手な想像。

ところが、一般に高棚を狙え、がセオリー。秋だからこそ、底だけでなく、広範囲に探る必要があると思えてきた。ハリスも14号まで上げてみようと思う。冬に備えて荒ぐいしてる大型が、いつヒットするかも知れない。適水温になって、ヤル気モードのハタは真夏よりきっと多いはず。

気をつけなくてはいけないのが、秋は天気。冷え込めばターンオーバー、雨でも濁りとターンオーバー。いずれも活性を下げるが、逆に居場所は絞りやすくなる。必ず水通しのいいシャローかストラクチャーべったり。そんな時は底狙いか。

そんなパターンを想定しておいて、いよいよ実釣!

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↑大うねり。ミヨシはキツかった…。

 

とんびさきの高根

からスタート。底取って、4〜5mまでゆっくり巻き上げてレンジを探る。4mで20秒ほど待ってまた底とって、の繰り返し。14号。うんともすんとも言わず、3投終了。船長、黒森のだし(南)へ大移動。今日はうねりが高く、多分3mくらい。ガブリながらゆっくり時間かけて移動。上下の動きに反応が無かったので、底狙いへ移行。

直後、ガガガガ、とあたり。二度三度。ところが引き込まない。仕掛けをあげると、ヒラメのかじり跡。底はヒラメか…?

その後、孫ばりをセットして再度底を狙う。しばらく音沙汰無し。

船長、もう一度とんびさきへ移動。もう一度高棚狙いへ。そして、そこをとった瞬間、ゴンゴン、とあたり。竿が絞られたので合わせると、抜けた!仕掛け上げると見事に餌取られていた。残念。その流し、右舷ともの常連さんがナイスサイズを上げた。孫まで打って、何で抜けるかな…。

 

底狙い

高棚の反応が無いので、再度底狙い。根掛かりしないギリギリを狙う。9時半を回った頃、ようやくハタらしいはっきりしたあたり!ガガガガ、ググ〜、合わせを入れる。乗った瞬間、またまたスポッ、と抜けた。切れた様に思えたのだが仕掛けをあげると、鈎もちゃんと残っていた。薄皮にフッキングしたのだろうか、またもや上げられず…。

 

で、トモがまたハタをかけた。ムムム…。

 

そしてついに…

底狙いのオイラの仕掛けに、いきなりズドン、のあたり!そのまま底へと潜ろうとする。なんとか竿でためる。ドラグを引き出して行く。デカイ!隣のよっちゃんが、慎重に!と声をかけてくれる。ゴンゴン大きな首振りが竿に伝わる。少し巻いてはドラグが出され、一進一退。ところが途中で仕掛けが動かなくなった。根だ。べったり張り付かれた。糸を緩めたり張ったりを繰り返し、根から出るのを待つ。風が強いので船が流されて行く。糸はすっかり斜めになっている。時より魚信がグググ、と伝わる。なんとか上げたい!ところが、何度目かの糸張りでついにハリス切れ。底狙いだったので、やむを得ないリスクだった…。あー、今日もダメか…。

 

その流しでいつの間にかよっちゃんがハタを上げていた。もう一本追加して、よっちゃんは二本の釣果。

今日は船長、若干沖上がり時間を延長してくれた。やや呆然としながら底狙いを続けていると、ガガガガ、といきなり引き込むあたり。ガッツリフッキング入れて巻き上げる。よく暴れる。船長が、青物だっぺ、と教えてくれた。船べりで船底へ潜られ、タモ入れ直前バラシ。あー、今日は何やってもこんな調子だ!

気を取り直してもう一度狙うと、またお下品なあたり。今度は上げて、イナワラゲット。次の回でまたバラシ。もう一度かけてイナワラ二本。刺身くらいのおかずにはなったか。

結局ハタはあげられず、そのまま終了。

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↑塩で締めて刺身で。家人には好評。

 

明らかにやる気のあるハタは居るが、かけられずあげられず。船長は運だと言うが、腕だな、こりゃ。どうやったら確率を上げられるのだろう…。次回は11/3ですぐにリベンジマッチだ。一晩二晩、よく考えてみよう。

 

 

鬼は難し

迷った挙句

本当は昨日、KK丸でハタの予定だったのだけど、海況悪くて出船せず。日曜日にスライドしようとしたが、ほぼ満席で混み混みの様子だったので、急遽真澄丸で鬼釣りすることにした。北寄りの風なので、館山は風裏のはず、と思ったらとんでもなかった。

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↑湾内は凪に見えたのだが…

 

今日の同船者

総勢5名。オイラ以外は全員釣り人万歳観ての初心者、とのこと。出船前、恒例の船長レク。

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U夫妻が居ないけど、今日は覚悟の釣行となりそうな予感。それは見事に的中する。

 

最初の3投は…

湾内で大島の風模様を見ながらのスタート。潮は効いておらず、0.4ノット。

ベタ凪だった海は、湾内なのに細かいうねりがきつく、仕掛けが踊ってしまう。船中、小鬼が2匹上がる。そして3投目、ガガガガ、ゴンゴン、というあたり。ハタ釣りならよっしゃー、なんだが、真澄丸では「お願い、アラであって頂戴!」のお下品な引き。

慎重に巻き上げて、やっぱりサメ。メータークラスww

その後はほんの小さなあたりをとって、黒ムツ。

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↑荒れ模様+早潮

 

そして沖走り

沖はますます風も強く、その上2ノット以上のぶっ飛び潮。池上ポイントに船長入っちゃった!こりゃ大変だ。

集中して底とるも、ほぼノーカンで仕掛けが浮き上がる。出し倒してようやく底とるも、あたりなど分かりゃしない。船長、こっち見て「ダメ?」と聞くので、「200号」と答える。船長、全員200号に変更、あげて!の号令。念のためゆっくり巻きから巻き上げて、全速巻き。上げてみたら、小鬼がついてたwww

あたりなど全く分からず、没収。釣れちゃった、をしてしまった。

 

そしてその後は…

何とかあたりを取るも、スカやらサンゴやらミズフグやらで鬼をかけられない。250号に変更。

何とか錘をステイさせるも、それでも気を抜くと浮いてくるほど速い潮。

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↑サンゴww

 

そうこうしてると、ツン、と良い当たり。すぐに送って、というよりガンガン出して2あたり待つ。ク、ク、クク、と2あたり。同時に巻き上げ。水深160mで250mほど出てる。カウンターが200mくらいでようやく魚信。ゴンゴン。よっしゃー、やっと鬼👹。それも良いサイズ❤️

残り80くらいでゴンゴン暴れる。結構良いよ〜!

50m、30mで竿先を絞る。もう一息…、あれ、巻けない!お祭り‼︎

船長、お祭り相手の奥さんに「糸出して!」と叫ぶも一向にテンションを緩めてくれない。やむなく幹糸を手で手繰り寄せるも、ちょうど針外しの様に鈎のふところが相手の幹糸に掛かっており、バラシ…。

こればっかりは仕方ない!

気を取り直して次の回。今度は着底と同時にククク、とあたり。2あたりでグッと竿先が入ったので合わせを入れる。ゴゴゴ、ゴゴゴ、と魚信。キロはありそう。ところが、この回もさっきの奥さんとお祭り。やっぱり緩めてくれない。もう一息のところで、今回もロスト。

もう一回!

今度の流しは当たりが遠かったが、終盤錘を寝かせ気味にじっくり餌を見せると、コン!と当たり。すぐ糸出して待つ。モゾモゾ、と2あたり。次のあたりで合わせを入れようと待つも、3当たりが遠い。何とか錘をステイさせていると、グッと入った!フッキングしながら水深まで速巻き。水深近くまで巻いたところでゴンゴン!よっしゃー!これも良い鬼👹結構良いサイズだよ!

途中、例の引きを楽しみ、さあもう少し…。もう少…、あ〜〜〜、またお祭りや〜…

今度はあげることもできず、天秤直上で高切れ!

流石にガックリ( ´Д`)y━・~~

その後、奥さんが巻き上げ終わると、オイラの天秤が掛かってた。一応錘も仕掛けも回収…となった。

 

次の流し、奥さん良いサイズをあげた。こういう時はオイラとお祭りしないんだな、これが。

まあ、釣り人あるある、の出来事ですな。

 

ラスト3投、集中し直してあたりを取るもフッキングせず、で終了。

サメ1、ミズフグ1、黒ムツ1、小鬼1、でした。鬼とムツの塩焼きかな、今夜は。カレーの残りもあるしww。

 

 

 

 

真澄丸研鑽会&炊き出し〜

今年初の研鑽会

会長、幹事長、かっちゃん、よっちゃんとオイラに、今日は啓ちゃん竿持たずに撮影に専念という事で6名乗船で出船。

5:30集合でギリ到着したつもりが、動画見ると10分遅刻してましたww。途中、圏央道ノロ車の後ろについてしまい、タイムロスしてしまった模様。すでに他のメンバーは到着し支度まで終わっていた。オイラの釣り座は右ミヨシ。

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すんません…遅刻です〜

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出船!

 

 

釣果は…

沖に出ると、細かい周期のうねりが強く、なかなか天秤をステイさせられない。その上、中潮が効いており、水深50〜80m付近を通過すると糸が斜めに出て行く。最初は150号のスタート。船長アナウンスでは潮は1.6kt、そこそこ速い。

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↑曇天。船の周りは豪雨。真澄丸の上だけは降らなかった。

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↑この三角波がクセモノ。仕掛けのコントロールが難しい。あたりもわかりづらい…

 

あたりが出るもフックオンせず、空振りが2回。3投目に金魚サイズをあげた。食いはいいが、ちょっといつもと違う館山沖。程なく船長より200号指示が出された。

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↑船中1匹目、リリースサイズ。

 

その後も毎度のように当たりが出るも、しっかり乗せたつもりがなかなか上げ切れない。フッキングも色々試すが、どうもしっかりハリが貫通していないみたい。いいあたりとフッキング後の重量感から、そこそこのサイズのオニカサゴ と思われるファイトも、残り50mくらいでバレてしまう。潮の変わり目でどうやら糸が緩むようだ。微妙なテンション変化でバレてしまうほど、フッキングも不安定という事だ。

よっちゃんがあげたキロサイズも、何と針が外側から鬼の口元に引っ掛かった状態で上がってきた。良く上げられたと感心する。それをネタに、門人からよっちゃんは散々弄られていた。没収だのリリースだの、好き勝手言われていた。サバをしっかり飲み込まない状態でフッキングしてしまっとものと思われ。

その後、250号に変えて仕掛けのコントロールが少し楽になった。そして終盤に小鬼をようやく上げる。味噌汁の具にはなるくらいのサイズww。

そして、オーラス。大野ポイント、210mからの急なカケアガリ

慎重におもりをステイさせる。カケアガリなのに糸出さないと天秤が浮いてしまう。そして、ついに、クッ、という一あたりをとらえる。糸を送ってその場にオモリを留める。今日は2あたりが遠い。しばらくしてグググ、と小さな魚信。同時に巻き上げ合わせ。20mほど巻いたところでゴゴゴン!と今日一番、いや、これまでの真澄丸での最大と思われる重量感!大鬼だ!

徐々に巻き上げ速度を慎重巻きまで落とす。ゴン、ゴン、ゴン、と大きな頭振りを感じる。

同じポイントで先に掛けていた幹事長がアラを上げて船上が大いに盛り上がる。

ところが、オイラの仕掛けは無情にもかっちゃんとまつってしまい、海面スレスレまで暴れていた魚をあげる事ができなかった…。無念!

オイラの釣果は豆鬼リリース1、小鬼1、ノドクロ1、カンコ1。

 

船中、キープ鬼6匹?かな。幹事長大鬼+1+アラ、その他のメンバーも1匹ずつ上げる事ができた。

それにしても難しい模様だった。ニュー鬼閃流ロッドでもあれだけバラすとは…。

かっちゃんも会長もいい鬼をバラしていた。でもさすが門人会。みんなとにかく掛ける。今日は幹事長が1人気を吐いて、この模様でナイスな釣果だった。

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今日のメインイベント

啓ちゃんと2人で、沖上がり後の炊き出し。

アラの半身を幹事長からいただき、炙りと刺身。アラのアラ+カンコで味噌汁、鬼でアクアパッツァバケットとおにぎりとパスタでみんなでハフハフ、うまいうまい、とペロリとたいらげた。

残念ながらノンアルビールだったが、実に楽しいひと時だった。

今日は啓ちゃんのおかげで、門人会の和気藹々が伝わる素晴らしい動画が撮れた。釣らずに、撮影に徹してくれたのだ。スクショで何枚か、このブログにも頂きました!どうもありがとう😊

次回から研鑽会後は炊き出しを恒例とする事が全会一致で決まり、次回は寿司だ、という指令。

撮影はセンスないから、せめて炊き出しで貢献しなきゃ。

 

次回研鑽会は11月。まずは10/12にマハタ、その後鬼を何処かに入れて、研鑽会、って感じかな。

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↑味噌汁、アクアパッツァ、調理と食事風景

 

いよいよシーズンイン!KK丸マハタ!

シーズンイン、大人しめの滑り出し

ブログではマハタ船の釣果がちらほら見れる様になったが、いつもはいばり倒すSS丸の釣果も今ひとつ。イシナギが釣れたりしてる。解禁とはいえ、いきなり釣れ出す感じではない大原沖。今日はよっちゃんと予定合わせて、平日代休で釣り三昧じゃア!

何とか前回、それなりに低調低迷脱出の手掛かりを掴んだ感があり、今日はそれが本当かを試したい。いきなりボインクラスなんて贅沢は言わないので、納得のいく1本を取りたいと願う。

右舷ミヨシにオイラ、隣によっちゃんでスタート。

 

銘竿「閃」&「悟」

今回はこれらを試してみる。最適竿探しの一環。特に今回は、閃のトルクに期待。大穴に150号ディーオを中古でポチッとしたが、今日の釣行には間に合わず、次回お試し予定。

仕掛けは8〜14号を一通り揃えた。O井さんオススメのカモフラハリスに加え、松田稔ブラックストリームを試してみる。フロロカーボンなのであまり好きなタイプのハリスではないのだけれど、表面加工により粘りと強力、結束強度を向上させた、という触れ込み。少々高かったが(本当は倍ほど高かったが…)宣伝に煽られて、深いブルーの糸色がいかにも釣れそうな雰囲気なので使って見ることにした。

加えて目通し仕掛けの太軸鈎。鈎自体の選定はもう少し釣ってベストを探りたい。今回はお気に入りの中から最もヘビーなタマン鈎18号でチャレンジ。

 

ベタ凪の大原沖

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↑銘竿「閃」 スタートはほぼ無風のベタ凪

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↑いつものKK丸。沖走り中に支度を済ませるよっちゃん

 

今日は平日にもかかわらず8人乗船。蘇さんが中乗りで乗船し、竿も出す。イワシが業者から入手され、中羽クラスのいい感じの活き餌となった。

海面水温は28度を超えている。

 

第1投から

入れてすぐ、右舷胴の間でコハタが上がる。14号で始めたオイラにもあたり!ガガガガ!

ところが鈎かかりせず。

よっちゃん、今日は絶好調。序盤からキロサイズながら3連発決めるなど、最終的に4匹を上げ、今日の竿かしら。ホウキハタまで掛けた。伊豆ではよく見かけるが、ついにオオハラでも顔を出した。

最近は東京湾でもオオモンハタが掛かるらしいので、間違いなく南国化が進んでいる。

そこ取り直して3mゆっくり巻き上げの最中に全て掛けた、とのこと。ところがオイラにはそれ以降、あたり無し。船中もほぼあたり無し。

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↑よっちゃん、本日絶好調!

 

そして、待望の…

2時間ほど粘って、8号にハリスダウン。ハイ、あがってくっかんね〜、どんどん上がるよ〜、一気に上がっかんねー、まだ上がるよ〜、と船長のカケアガリ責めの後、ハイー落ちたよ〜、のアナウンス。一気に水深が4〜5m落ち込んんだ場所で底取り直して1.5m切って待つと、イワシのブルル、という前あたりの後、ゴゴゴ、ドスン!

銘竿「閃」のフッキングからランディングまで味わった。悟りよりこちらの方がハタ向きの感じだ。背負える重さが200号の竿だが、80号でもしなやかな穂先は適度な曲がりで仕掛けをばじく感じがない。ところがフッキングがきちんと入れられるし、強いヒキは胴でしっかりといなしてくれる。上げて見るとキロ無いくらいのコハタだったがよく引いた。とりあえず坊主脱出!

 

そこからはハタあるあるで

あたりが遠のく。船中音無し。

そんなこんなで間もなく10時に差し掛かったあたり、船長が船をスタートの場所に戻し流し直したところで、オイラに第六感が!これ、本当に時々あって、釣れるんだよね〜!

(第六感、心の声)「デカイの釣れるよ〜…」

 

船長、「ハイ、やって〜」

の合図で投入して底切った直後、ガガガガ!

ほんまに来たでエ!…

 

 

あれ⁈ 抜けた。吐き出した。まだ何にもする前に、かっじってペー、って感じだ。

 

餌をあげると頭ペッチャンコのイワシが上がってきた。胴にも歯形。頭と胴をよく見ると、何とハタの口の形に噛み跡がくっきり。ヒラメの歯形とは明らかに違う傷後。腹側からイワシをガブリ。その時、鈎は口の外だった事が見て取れた。うーむ、残念!口だけで巾が10センチくらい有りそうなので、多分2キロは軽く超えるサイズと思われる口の大きさだった。

嗚呼、今日もボインハタはお預け…。

 

ラスト近くで小さいカンコを追加して今日はおしまい。

次回予約は10/12。その前に禁断症状で来てしまいそうだが、それまで真澄丸研鑽会やら地域のゴルフやらで何かと物入りな週末が続く…。

 

次回こそ!

 

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↑実に綺麗な海。所々、積乱雲の直下で豪雨の様子が見えたりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マハタ 道具一考

竿

オニカサゴ 用の真澄丸new鬼閃流はかつて使った竿の中で最高の出来と思える竿だ。真澄丸のオニカサゴ 釣りは、中深海のヘラブナ釣りとも言われる。繊細微小なオニカサゴ のシグナルを、ダイワだと500番の中大型電動を乗せたグラスロッドというそこそこ重装備で捉え、そしてフッキングからリーリング、ランディングまで一連の流れに乗せていく。道具の扱いと操作に結構コツが要る。熱心に通い、船長のレクを受け、何度も失敗し、連敗を喫し、上手くいった経験を積んでだんだん身についてくる。真澄丸の釣り方は置き竿が基本で、手持ちするのはあたりが出てからフッキング、巻き上げ、そして残り30mを切るまでの間だ。

なので元々真澄丸オリジナルロッドは、置き竿で200m水深下でオニカサゴ が発する微小あたりを捉えるための機能を満載した竿となっている。うねりがあってもしなやかに胴で吸収し、適度に糸テンションをキープし、天秤オモリを立てた状態に保ち、潮や船の動きで引っ張られるとある時点で仕掛けが浮いてズルリと移動し、再び着底してオモリが立った状態に戻る。この時、糸に生じるテンションと竿の反発をうまくバランスさせ仕掛けをコントロールする。コツを掴むと、面白いようにオニカサゴ のあたりが取れるようになる。穂先がしなやかなので、微小あたりが目感度で捉えられる。目感度に依存するため、魚信の生命感と根に触れた感触を区別するには、置き竿の方が手持ちによる不規則な竿の挙動が無くなる分、断然有利なのだ。糸出し量も大事で、極力垂直に出しながらその日の潮加減や風による船の移動と、天秤のステイの加減をシンクロさせる。これが一番難しい。上手く決まると、オモリずるり、が演出できる。

new鬼閃流は、潮影響と糸張り、錘姿勢をシンクロさせる遊びの幅が、それまでの真澄丸オリジナルロッドよりはるかに狭い。ファミリーカーとレーシングカーくらい違う。その分感度がビンビンで、以前よりも小型のオニカサゴ (最小5㎝)や小型夢カサゴまであたりを捉えてフッキングに持ち込めるため、釣れる数が伸びた。

その上、掛けた後のフッキングがビシ、っと決まる。ここが以前のタイプと違うところ。でも、ただ硬いだけではなく、掛けた後巻いていると、グラス特有の粘りと巻き上げ糸テンションのバランスが絶妙であの強風で大ウネリの館山沖でも、バレ易いオニカサゴ やアカムツがポンポン上がってくる。食わせてかけた後は、合わせ、巻き上げが本当に楽になった。

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↑愛竿new鬼閃流。オニカサゴ 釣り不動の4番。

 

旧シリーズ真澄丸オリジナルロッドが2種類あった時代があり、50〜100号くらいの負荷で、カイワリやアマダイ用にパワーダウンした竿が「悟」だ。この竿は上述の通り、竿がうねりを吸収し仕掛けを安定させる能力に長ける。ただし、強烈なフッキングを要さないターゲット用なので完全に食わせ調子の向こう合わせ仕様。逆に口切れ防止のため反発が少ない。

前回の釣行で3匹のハタをかけたが、フッキングはカーボンロッドに比べ、ワンアクションでビシ、っと決めにくい。ただし、釣ったハタのうちキロサイズの一本は、口のそばの薄皮一枚に危ういフッキングだったのだが無事取り込めた。これは竿のバラシ防止性能のおかげの一本だ。さらに鈎がダイワサクサス加工の貫通性能が頭抜けた鈎だったので、悟の柔らかバットでもフッキングに持ち込めたのだと思う。

ハタ釣りで竿に必要な重要性能がもう一つ。手持ちを長時間やっても疲れない体感軽さだ。オニカサゴ と違い、基本は終始持ち竿で通す事が多い。置き竿でも悟の性能があれば、餌の上下動による活き餌の弱りは随分改善すると思うが、大原沖のあのガチャ根を丁寧にトレースするには、置き竿では根を拾ってしまい釣りにならない。潮が根の起伏方向と直行する場合は最悪である。底を取っただけでも根掛かる大場所だ。少しでも引きずると即死する。根掛かりによる仕掛け回収&再投入の時間ロスは、ハタが口を使う絶好のタイミングを逃すことになる。実際、過去に仕掛け回収している最中に、他の釣り客がハタを掛けているのを何度指を咥えて見た事か。

ところで、手持ちで感じる体感軽さと竿自身の軽さは、全くの別物と思っている。300g、80号のオモリを使い持ち竿をするとき、竿が50g軽くても大差は感じないが、竿長さはその比で手元負荷が大きく変わる。1.5mと3mの竿では、同じオモリ負荷で手元には倍ほど負荷がかかる。単純なテコの原理だ。これまで2.6mアナリスター73 の掛け調子軽量ロッドを愛用して来たが、後半の疲れと手首の腱鞘炎の懸念があり、2.25mリーディングスリルゲームにチェンジした。超軽量でかつバットパワーもあり、6キロオーバーのヒラメも不安なくあげられる竿だが、それでも後半の疲れは解消し切れなかった。

そこで最近は悟(長さ2m)と、ダイワ ディーオ2(1.8m)を投入している。竿重量はグラスのため、アナリスターやリーディングに敵わないが、竿長さが短い分、80号仕掛けを背負っても持ち重りがしにくい。長竿はフッキングが決め易くシングルアクションで行けるが、短竿、柔竿はフッキングにテクニックが必要。聞合わせ+巻き上げで針先を魚の口に掛け、十分重さが乗ってから糸のテンションを抜かないよう注意して、ショートストロークのスウィープ気味貫通フッキングを入れる。二度三度。相手の重さを利用するため、小さい魚だと、鈎先の貫通性能が重要となる。

この悟、もしnew鬼閃流ロッドの張りと感度、バレ防止性能があったら、最強のハタロッドになるなあ、と思うのだが…。オリジナルロッドの最小発注ロットが20本。試作して投入するには、その後の安定したマーケットも必要。もしKK丸オリジナルロッドなどと銘打って制作するには同調してくれるそれなりの人数が必要だけど、皆それぞれ好みで色んな竿を使っているのでこれは不可能だな、と。また、ハタ釣り好きは野武士や一人親方、一匹狼的な御仁が多い様にお見受けするので、真澄丸門人会の様に皆で注文数を揃えて発注に漕ぎ着ける様なアクションは相当難しく思える。

しばらくは今の「悟」とディーオの二本立てで行く予定。旧真澄丸オリジナルの上位機種、「閃」の投入も検討。長さ195㎝なので有力候補。あと試したいのがオニカサゴ 釣り迷走時に入手した青物用。錘下げた状態では悪くない感触だけど、2.2mなのがネックか?竿じりを鹿角などで脇挟み用に延長してあるので、カウンターウェイト的に効くかも、と思ったり。

はてさて、ハタ最適ロッドとは?

 

ここで一考。終盤右舷ミヨシの常連さんが、青物用の鈎で大型を掛け、ファイト中に鈎折れでバラした。引きを見ている限り、O井さんの5.9キロに比敵するかそれ以上だったかもしれない。ドラグ強すぎ、ガツガツ巻きすぎ、竿先が上下して雑すぎ、などのバラシ要因が数々見受けられたが、ダイワの細軸ワームフックは大型がかかった時、もっともっと気をつけたリーリングでも伸されたり折れたりしそうだ。前回釣れた2キロ以下サイズならどうにかなったが、それ以上のサイズは引きが違う。

そこで、鈎をエースのがまかつタマン鈎(平打ち、太軸)に戻したいのだが、目通し用のリグと相性が悪い。餌の活きの面から目通しするとして、それをワンタッチで短時間でイワシにセットするのにちょうどいい泳がせ用ハナカンを見つけた。ところがこのハナカン、アイが小さいため、タマン鈎の軸には通す事ができない。そこで、ダイワのバサーズワームフック(遅潮時のオニカサゴ 用に購入したもの)を流用して直結して使用した。鈎を管付きチヌ にサイズダウンし、小型サルカンを使って丁寧に差し込んで見ても鈎のカエシ(バーブ)が潰れて掛かりが悪くなってしまう。

そこでこの連結方法を色々試行錯誤。シリコン輪ゴムは今一つ固定度が不安定で手間と時間がかかる。直接イワシの目に輪ゴムを通し、それを鈎に絡めつける方法があるが、これも時間がかかりイワシにその分ダメージを与えるので、今一つ気乗りしない。現在の候補は、マイクロスナップまたはステン針金での連結だ。

この方法だと、太軸タマン鈎やチヌ 鈎両方が使える。後は悟のフッキングパワーとテクニックでこの太軸をハタの硬い口に貫通できるかどうか。

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上2本がタマン鈎。下が管付きチヌ。色々な接続を試してみる。

 

仕掛け

これがまだ定まらない。一番大事なのがなんといっても先糸。

これまでKK丸では、船長自論から「ハリスは幾ら太くても食いに差はない。一発大物狙うのなら18号でも20号でも良い。デカイのが糸切って行くのを何度も何度も見てる。細っけえのだとドラッグ(船長はこう呼ぶ)効かせて引っ張りっ子しないように巻いてても、しょっ中切られて上がってこねえ。」、というアドバイスを尊重してナイロン18号を使ってきた。以前、12号市販仕掛けで鈎かかり後、丁寧なやり取りにもかかわらず、結構な大型を結束点で糸切れしバラししたこともあり、2度と市販仕掛けを使わない事にした。18号仕掛けでも確かに一発ズドン、で鈎かかりし、太ハリスのストレスを感じず釣れていたのだが、この数ヶ月、何故か同船者の6号だの8号だのでしか食わない日が多くなった。イワシが夏場で弱りやすくなったせいもあるのだろう、船長に至っては5号胴付き2本でも良いよ、と言い出すほど、太ハリスではイワシを付けた後の馴染みが悪くあたりが遠のいた。

7〜8号を色々試し、かつ目通しをやり始め、ようやくシコイワシでも誘えるリグバランスになって釣れる気がするようになった。(まあ、しょっ中釣れる気になって、撃沈してマス…。)

今のところ、ハリス長さは1m。ヒトヒロも試したが今ひとつこれでなきゃ、という決め手が感じられていない。この先糸長さ、捨て糸長さと棚取り高さと潮速のバランスから、釣れるレンジでイワシをキープさせやすい長さとする事が大事なのではないかと考えて色々試し中。例えば捨糸1mでオモリを3m切って、1.8mのハリスなら、イワシが弱って沈んでしまっても底から2m以上に必ず漂うことになる。イワシが浮けば4〜5m超まで探れる。

現在捨糸は40〜50cm。船上での仕掛けさばきと手返しから、今はこれくらいが丁度良いと感じている。先糸は1mの場合、これより長くするか短くするかの決め手が見つかっていない。

先糸、さあどのように使い分けるべきか。ハタ釣り好きの皆さんはどのようにお感じでしょう。

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↑出展:つり丸  勝浦信照丸の仕掛けとして紹介記事。 捨糸1.5m、先糸1.8m。長竿かつ船べりが高くないとオイラには仕掛さばきが難しそう…

 

ノット

前回、根掛かり回収時にダブルエイトノットおよび漁師結びの結束点で複数回切れた。これまでなかった症状。糸の性格にもよると思うが、やっぱりナイロンはクリンチノットが良いのかな…?

PEは色々試した結果、直結はパロマーノット、チチワにするならエイトノットダブルで、おそらく結束強度が相当出ていると思っている。バス釣りではダブルクリンチでこれまで結束点切れをした事がないのだけれど、船上でサルカンに結ぶことを考えると歳とって老眼かつ日に日に不器用になっきたため、手間取りそうだしノットミスしそう。KK常連O井さんはスナップ使ってるとのこと。手前祭りしやすくならなければ、この方法も良さそう。

 

 

 

マハタ!トビウオ大好き。ダイナマイトキッドのバックドロップ炸裂‼︎

 

曇り→雨の予報

23日日曜日は、低気圧の影響でようやく雲が出て気温も30度を下回る予想。風は弱く、この時期には絶好の釣り日和かもしれない。

8月はハタに出れないと思っていたら、伊勢海老漁の合間を縫って、ハタ五目へ出船してくれるとのこと。先週は大型一発を欲張って、弱りにくさを優先してマイワシ、サバ子の大きめの活き餌と3m以上の高棚狙いで完敗した。ここらでいい加減、坊主又は貧果続きにフタをしないと、大原の釣りがストレスになってしまう。日頃のコンチクショウストレス解消のために海に浮きに来てるのに、さらに大原で精神崩壊し、それを館山に立て直しに行くという、無限ループ的ストレス先送りデフレスパイラル状態に突入してしまう。

今回は少し指向を変えて、とにかく釣ること。釣る中で、大型を狙う術を見出していく作戦とする。すっかり釣るつもりになっているが、釣るのだ。つらなきゃ始まらない。

絶好調の常連O井さんを見習って、カモフラハリス8号から10号を準備し、目通し仕掛けを仕込んだ。

今回はこの仕掛けで通してみる。釣ったハタが吐いたベイトも教えてもらった。迷わず攻められそうだ!

竿は前回と同じ、「悟」とDEEO+ダイワ 電動300番台。食わせ重視はオイラの得意技。そういえば、鬼釣り大スランプの時も、あたりを取っても取っても、すっぽ抜けや途中バラシの連続、ツキもなくし、折角上げて来てもお祭りでバラシ、など、まさに今のハタ釣りとそっくりの状況だった。その時も、何とか掛けて釣り上げた一本が、その後の食わせ重視の鬼釣りスタイルに繋がった。釣れるまではあーだこーだといじくりまくった仕掛けも、今では船宿仕掛けさえあれば心揺るがない。ハタも、何とか狙って納得の一本を!

さて、今日はどんな事になるかな?

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↑べったりベタナギの大原沖。曇りで気温も低く、過ごしやすい天気。

 

久しぶりの左舷ミヨシ

かつて、左舷に座ると右舷ばかり釣れて、どうやら船長の操船の癖から右舷有利なのか?などと邪推し、その後は右舷ばかり陣取って来た。最初のうちはそれなりに当たりを出していたが、右舷こそオイラにはゲンが悪いのでは?と思うほど釣れていない。

 

混み合っている時などは、左舷ミヨシで釣れ、すぐさま右舷ミヨシが掛け、オイラを飛ばして右舷胴の間が掛け、右舷トモでも竿を曲げる。それが1回だけでなく、何度も起きたりするので、よほどオイラの仕掛けは、さあどうぞ、とツヤツヤキトキトのネタを、時価と書いてある壁に掛かった値札が客に見えない絶妙な角度から、うまそうでしょ、どんどん食ってね〜というドヤ顔で威勢よく差し出す寿司職人のようなプレゼンスはなく、思い出したらちょいといかがですかね…、と皿の隅で無造作に、かつ慎ましく目立たず置かれたガリが如く、箸休めの様にハタに無視し続けられて来たのだ。今日こそは、おすすめ中のおすすめの寿司ネタの様に、パックリ食われてしまうのだ!頑張れ、シコイワシ

最近、船に慣れない釣り客が、切り切らずに底スレスレでハタを掛け、それもそこそこサイズだったりもする。あの5.9キロも、底だったと聞く。今日は底の方も嫌がらず、狙っていく。

そんなこんなの、決意の左舷ミヨシなのだ。つうか、右舷は先客が居たため、左舷ミヨシで頑張るのだ。出船は常連さん+勝浦信照丸の常連さん(初乗船らしい)のみ、7名となった。

 

朝のサビキ

餌は昨日の夕方のうちにずいぶん釣ってくれていたのだけれど、水温のせいか、生簀に死んだイワシが山ほど。青バケツに2杯ほどにもなった。船長もガッカリ。と言う事で急遽イワシ釣りながら沖へ向かう事になった。出船は4:40。

港口で魚探反応見ながら「はい、やって」。船内、鈴なりにサバ子やらシコイワシやらが上がるが、オイラには来ない。常連さんから底ですよ〜、と声掛かるも、底やってます〜(汗)。

てな感じで、オイラは多分投入の半分くらいしかサビキで貢献できず。朝から暗雲立ち込めた…。

「餌十分だかん、沖へ走るよ〜」と船長。

 

そして、大谷のツノで

今日は、あまり大きな移動はぜず、大谷のツノ周辺を丁寧に探る船長。第3投で、1〜2m切っていたオイラの仕掛けに、ガガガガ、とあたりが!竿先を叩き続けるので、巻きながらフッキングすると、またまたズル、っと抜けたあああ( ̄∇ ̄)

え〜、なんでなんでえ?と首傾げながら仕掛け回収していると、隣の信照丸常連さん、ファイト開始。続いて後ろの右ミヨシの常連さんがファイト開始。嫌〜な展開。今日も撃沈か⁈

すぐさま餌付け直して投入するも、残念ながらあたりはそれっきり。船中、コハタながら序盤で今日は行けるか⁈と言う雰囲気になり活気付く。

その後、ハタのあたる気配がなくなる。右2番目の常連さん、いや〜、釣れない、あたらない、今日は食わない、と愚痴モードへ。「まだまだ序盤だよ〜、オイラなんか前回まで1回、2回しかあたらなかったし、その上フッキングもしなかったよ〜!」と心の中でつぶやく。

その2投後、仕掛け投入前にトビウオが水面を滑空しているのを見つけた。群のようで、数匹が海上を滑空していた。そういえば真澄丸でスランプ脱出した時もトビウオがいたなあ、今日もゴリヤクないかなあ…ま、そんな事は起きないか…。などと自己完結していると明らかにハタと分かる下品なあたりが、ガガガガ、と来た!そのまま重さが乗る。聞合わせし4〜5回巻いたところで念のためショートフッキング入れて、電動オン。結構引く。ただし2キロは無い感じ。右ミヨシの常連さん、お、これは良い形だ!と声かけてくれた。「いや〜、キロちょいくらいですね、すなおに巻けますもん」。

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↑で、上がって来たのがこれ。ガッツリイワシ飲み込んでた。トビウオ、あなどれないぜ!

 

その後、バックドロップ炸裂www

1〜2m切って待ち、コハタとキロ位のを2匹更に追釣した。この時点で竿かしらだったが、その後伸びず、次かしらだった。

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↑3匹目

 

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それよりも何よりも、とんでもない事件が起きてしまう。3本目を上げ、船長が潮回りする間に、締めと神経抜きをしようかと立ち上がろうとした時、船のゴアへーと多少のうねりに乗り上げた船の挙動とオイラの重心が上がった瞬間がシンクロし、ふわ〜、っと体が浮き、次の瞬間後ろ向きに頭から生簀の中へバックドロップ状態でズッポリハマってしまった‼︎

ハマった瞬間、生簀の海中でイワシ、サバ子がよく見えた。「うわ、なんやねん、コイツ」と言ってそうな気がした…。

生簀の周囲ほぼどこにも触れず、開けてあった生簀の隙間にすっぽりと頭から落ちたのだ。

予報通り少し雨がパラついて来ていたので、これから強くなる事を予想してカッパを上下着たところだった。幸いなのが、自動膨張式のライジャケはカッパに守られて濡れなかったようで、インフレートしなかった。常連さんたちが笑いをこらえながら、大丈夫か〜?と声かけてくれるのだが、ハマってすぐオイラは立ち上がっていたので、誰も助ける気配がない。顔から火が吹くとはこの事。生簀から照れ笑いしながら這い上がり、皆にお騒がせしました〜とお詫びをした。

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↑この隙間にすっぽりと。逆に蓋が空いてなかったら、後頭部強打し、ダイナマイトキッドの予備動作のない、投っぱなしバックドロップ+体固めカウントスリー取られた上に、頸椎痛めて入院騒ぎになっていたかもしれない…。車のシートに、トランク用の防汚トレーを敷いて、カッパ着たまま帰ることにした。夏で良かった

その後は…

あたりを出せず終了。終わり間際に右ミヨシ常連さんが大型とファイト開始。14号使っていると言っていた通り、かなりゴリマキしてる。そんなにガツガツ上げない方が良いんじゃないかな〜、と思っていたら、やっぱりばれた。ご当人、隣の人に「お祭りしてただろ?」とか言いながら仕掛けを上げてみたら、バラシの原因は鈎折れだった。イワシを活かすために細軸を使っていたらしい。ハリスとハリと、ドラグのバランス、大事ですね〜。当然ながら、相当ショックを受けていた。お気の毒でした〜。

 

今日の仕掛けは、目通し用大型鼻管+ダイワバサーズワームフック、一本鈎。ハリス10号カモフラ1m。棚、1〜2m狙い。シコイワシしか使わなかった。ダイワの鈎は、サクサス加工でフッキングが良さげだ。今回は鼻管を鈎に付けるのに、バーブが鼻管の輪っかに通り抜ける細さが必要だった。大型には伸される不安が有るが、まずは釣る、と言う今回の主旨で選定。太軸でも目通しする方法をあと2種類準備しているものの、シコイワシにその方法で付けている間に弱ってしまいそうなので、今回はこれで。この大型ハナカンと太軸フックをうまく連結する方法は今後の検討課題。

 

後半、生簀にはまった後一度もあたり出せず、が反省。後半は潮が早くなり、道糸が斜めっていた。今日はいつもより根掛かりが多く(着底だけでガッチリ根がかり、が多発)、この時点までに錘ロスト5個!ホゴオモリがとうとう残り一つとなっていたため高めの棚とせざるを得ず、もう一本が取りきれなかった。最後の方は船中にわかにあたりが多発し、↑の大型バラシのほかにも両トモ、そしてお隣が4本目を掛けるも、オイラはあたらず終了となった。

 

ツキも一緒に生簀の中へ落ちてないと良いのだけれど…。

 

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↑シコイワシが旨いんだな😋ハタは刺身と酒蒸しに。

 

 

 

 

 

 

マハタ釣れない!

高橋哲也に触発されて

持ってる人というか、上手そうに見せないでチャラっとデカイの釣っちゃうてっちゃん。玄界灘のアラ(クエ、モロコ)釣りの番組見てたら、どうしてもハタ釣りに行きたくなり、船宿へ予約。当日、案の定ほぼ満船の8名の乗船となった。

常連さんは左右ミヨシ、右トモ。オイラは右2番目をあてがわれた。

今日は大きめの鰯が瓶に入っており、サビキをせずに沖走りとなった。

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↑ずっと雲の中のような大原沖。途中ポツポツ雨混じり。

それにしても悟、良い曲がり!

 

北の風があるが、ほぼなぎ模様。潮色は少し濁りが入り、最近水温が上昇したと聞いたが、投入した仕掛けや鰯が冷たくなって戻ってくる。底は低温のままのようだ。

今日は半年堂もたれから攻め上がり、大谷のツノまで北上するルートだった。

お祭りが多かったのでそこそこ潮は効いていたようだが、いつもの船長の操船のおかげか、糸はいつも垂直に水面へ突き刺さっていた為、潮を感じられなかった。

 

今日も高棚一本勝負

左ミヨシの常連さんは、底でしか中々口を使わないコンディションの中、前々回は3mの棚をやりとおし、2キロアップを2本掛けていた。やっぱり底で食わすと小さいのがかかる確率が高い。今日もオイラは錘先端まで約1m+棚取り3mの高めの棚で押し通す事に。

少ないあたりをモノにし、ボイン なハタを取りたい!

そして、案の定全く当たりがない時間過ぎていく。

今日の仕掛けは、8号30lbのナイロンひとヒロ。目刺しを試す。

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↑今日の鰯。大羽混じりで良い感じ、だが弱りやすいww

 

船中、ポツリポツリと1キロ前後のコハタ、ソゲが上がる。どうやら底付近で食わせている様子。そうこうしていると、しょっちゅう根掛かりさせていた隣胴の間の釣り客がファイト開始、2キロ近い良い型を上げた。この客人、錘が底を取ると、何度かゴンゴン底を錘で叩き3回リールを巻く。そして竿先を下げて待つ。なのでカケアガリでは必ず根掛かりをする。ところが、今日はこの客人、連発で良いサイズを掛けるのだ。結果、4匹も上げていた。

ムムム、底なんだろうか…。この客人のハリスは70〜80センチの短め。真似てみようかどうしようか、とにかくうんともすんとも言わない。

そうこうしていると、もたれるようなアタリがようやく来た。その後、ククク、と魚信。しばらくそのまま待つとようやく竿先が絞り込まれた。ゴゴゴン。聞合わせを入れる。重みがさらに加わり、フッキング!

スポッ!

また抜けた〜〜〜(°▽°)

 

この所、これが多いので散々待って、重さ乗せてまでして、抜けるか??

 

その後も

集中切らさぬよう鼓舞しながら、丁寧に底取り直しを繰り返す。最後の4投は上顎刺し。どうも目刺しよりもこっちの方が活きが良さげだぞー。策に溺れる、か⁈

そして最後の流し、ようやく小さいが、明らかにハタと分かるあたりが。ガガガ、ゴゴン!即あわせで乗せた。小さいが坊主脱出〜、としばらく巻き上げていると、なんか違和感が。仕掛けがふわふわする。すると、船長より巻き上げストップの指示。トモでジギングしていた常連さんが青物掛けたらしく、オイラとお祭りした模様。ところがスピニング で細糸なのか、一向に水深20mで上がってくる様子がない。その間も、オイラの竿先にはゴンゴン、と魚信。バレんなよ〜。

しばらくして、本当にしばらくしてようやく小型のヒラマサをタモ入れ。オイラの仕掛けがリリースされるも、この時点で魚はバレていた。( ̄∀ ̄)

 

船中、10匹くらいか?

最悪の渋さでは無かったと思うが、また坊主食らってしまった。どうも何かズレている。素直に底狙いすればよかったのだろうか。素早く2〜3m棚切って、5mくらいまで誘いながら棚を上げ、落とし込みで餌を見せながら底取って、の繰り返し。それなりにレンジの広い釣りをしているつもりだが、やる気のあるハタに中々遭遇しないのか、とにかく釣れない。また来週、リベンジ!

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↑どうやら船宿のミーちゃんの子供らしい