秋ハタ!

久々に大原

久しぶりのハタ釣りだ。

少し慣れてきたところで、ハタのシーズナルパターンを考えてみた。合ってるかどうかは分からないけど、考えておいて、当たればラッキー。

バスなら秋は、冬に備えてベイトを追って広範囲に散らばり、ハマれば爆釣、見失うと坊主、みたいな季節。縦ストの縦の釣りが効いたりする。レンジも様々。

ハタに当てはめると、ハタもスポーニングは5月頃らしい。夏は潮通しの良いストラクチャーに潜んでることが多いのかも。底で大型が釣れたりもした。やる気のあるハタを探すのに一苦労、なので細いハリスが有効だったのでは?と、勝手な想像。

ところが、一般に高棚を狙え、がセオリー。秋だからこそ、底だけでなく、広範囲に探る必要があると思えてきた。ハリスも14号まで上げてみようと思う。冬に備えて荒ぐいしてる大型が、いつヒットするかも知れない。適水温になって、ヤル気モードのハタは真夏よりきっと多いはず。

気をつけなくてはいけないのが、秋は天気。冷え込めばターンオーバー、雨でも濁りとターンオーバー。いずれも活性を下げるが、逆に居場所は絞りやすくなる。必ず水通しのいいシャローかストラクチャーべったり。そんな時は底狙いか。

そんなパターンを想定しておいて、いよいよ実釣!

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↑大うねり。ミヨシはキツかった…。

 

とんびさきの高根

からスタート。底取って、4〜5mまでゆっくり巻き上げてレンジを探る。4mで20秒ほど待ってまた底とって、の繰り返し。14号。うんともすんとも言わず、3投終了。船長、黒森のだし(南)へ大移動。今日はうねりが高く、多分3mくらい。ガブリながらゆっくり時間かけて移動。上下の動きに反応が無かったので、底狙いへ移行。

直後、ガガガガ、とあたり。二度三度。ところが引き込まない。仕掛けをあげると、ヒラメのかじり跡。底はヒラメか…?

その後、孫ばりをセットして再度底を狙う。しばらく音沙汰無し。

船長、もう一度とんびさきへ移動。もう一度高棚狙いへ。そして、そこをとった瞬間、ゴンゴン、とあたり。竿が絞られたので合わせると、抜けた!仕掛け上げると見事に餌取られていた。残念。その流し、右舷ともの常連さんがナイスサイズを上げた。孫まで打って、何で抜けるかな…。

 

底狙い

高棚の反応が無いので、再度底狙い。根掛かりしないギリギリを狙う。9時半を回った頃、ようやくハタらしいはっきりしたあたり!ガガガガ、ググ〜、合わせを入れる。乗った瞬間、またまたスポッ、と抜けた。切れた様に思えたのだが仕掛けをあげると、鈎もちゃんと残っていた。薄皮にフッキングしたのだろうか、またもや上げられず…。

 

で、トモがまたハタをかけた。ムムム…。

 

そしてついに…

底狙いのオイラの仕掛けに、いきなりズドン、のあたり!そのまま底へと潜ろうとする。なんとか竿でためる。ドラグを引き出して行く。デカイ!隣のよっちゃんが、慎重に!と声をかけてくれる。ゴンゴン大きな首振りが竿に伝わる。少し巻いてはドラグが出され、一進一退。ところが途中で仕掛けが動かなくなった。根だ。べったり張り付かれた。糸を緩めたり張ったりを繰り返し、根から出るのを待つ。風が強いので船が流されて行く。糸はすっかり斜めになっている。時より魚信がグググ、と伝わる。なんとか上げたい!ところが、何度目かの糸張りでついにハリス切れ。底狙いだったので、やむを得ないリスクだった…。あー、今日もダメか…。

 

その流しでいつの間にかよっちゃんがハタを上げていた。もう一本追加して、よっちゃんは二本の釣果。

今日は船長、若干沖上がり時間を延長してくれた。やや呆然としながら底狙いを続けていると、ガガガガ、といきなり引き込むあたり。ガッツリフッキング入れて巻き上げる。よく暴れる。船長が、青物だっぺ、と教えてくれた。船べりで船底へ潜られ、タモ入れ直前バラシ。あー、今日は何やってもこんな調子だ!

気を取り直してもう一度狙うと、またお下品なあたり。今度は上げて、イナワラゲット。次の回でまたバラシ。もう一度かけてイナワラ二本。刺身くらいのおかずにはなったか。

結局ハタはあげられず、そのまま終了。

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↑塩で締めて刺身で。家人には好評。

 

明らかにやる気のあるハタは居るが、かけられずあげられず。船長は運だと言うが、腕だな、こりゃ。どうやったら確率を上げられるのだろう…。次回は11/3ですぐにリベンジマッチだ。一晩二晩、よく考えてみよう。